心地いい暮らしのために「やめてよかったこと」3つ。合わない収納をやめたら、無駄も減った
体力的な事情や忙しさがあり、家事は少しでもラクにしたいもの。自身の生活をよりよくするために、整理収納アドバイザーや整理収納コンサルタントなどの資格を取得し、家事のプロとしてブログ「まめ’s Home」 で発信するまめ嫁さん。家事を少しでもラクにするために、やめてよかったこと3つを教えてもらいました。
1:「流行っているから」とだれかの収納をマネるのをやめました
もともと片づけや掃除が好きだったことと、家族のためになればと思い、整理収納アドバイザーの資格を取ったという、まめ嫁さん。 「資格に合格するための勉強だけでなく、整理収納に関する本やSNSで話題の収納方法をいろいろ試しました。そのときに流行っていたのが“隠す収納”でした。ものが見えなくなれば簡単に空間がすっきり見えると思い、試しに生活に取り入れてみたのですが、実際にやってみると、ものが見えなくなってしまうことでなにをどれくらい持っているのか、なにをどこにしまったのか忘れてしまうことが多いと気づき、私には不向きだということがわかりました。 同じものを何個も買ってしまったり、ついうっかり買いたしてしまったりして無駄が増えてしまいました。それに気づいてからは隠す収納はやめて、しっかり見せる収納にシフトし、それが自分には合っていまいた」
2:布団カバーやシーツなど干すのをやめました
家事のすべてを自分で行う必要はないと、まめ嫁さんは言います。ときには手を抜くことも、便利なものに頼ることも。 「これまではずっとベランダに布団カバーやシーツを干していましたが、最近、ありがたくもコインランドリーが近所にできたので、試しに使用してみたんです。実際に使ってみると乾燥だけなら30分で乾くし、持ち込む手間はあるものの、ベランダに干すよりもずっと手軽でした。 すべての家事を自分でやろうと肩肘を張るのではなく、ときにはなにかに頼ってもいいんじゃないかと思い、活用しています。時間もできていいことづくめです」
3:夏は手の込んだ料理をつくるのをやめました
また、夏場の暑いときなどは料理をラクすることも。 「料理は基本的に毎日行わなければならないものですが、毎回しっかりつくろうと思うと疲れてしまいます。そのため、どうしても気が乗らないときは、時短料理ですませてもいいと、自分を甘やかす日をつくることにしました。 たとえばアイラップを活用すると電子レンジ・湯せん、冷凍にも対応しているので、ゆで野菜なら電子レンジで数分、栄養も逃さずつくれます。また、下ごしらえなどもアイラップの中でできるし、違う種類の料理でも同じ鍋で一度に調理することができるので時短になります。数種類の料理をつくれるので調理器具などの洗い物はお鍋ひとつ! 洗い物も減ります。このおかげで手間もなくなりました」 自分にとって心地よく暮らせる、家事のやり方を見つけるためには、取捨選択は必要かもしれませんね。
小林ユリ