1年でマンC復帰のギュンドアン、バルサ移籍は成功だったと主張「子どもの頃の夢を叶えた」「全く後悔していない」
マンチェスター・シティのMFイルカイ・ギュンドアンがバルセロナで過ごした昨季を振り返った。スペイン『スポルト』が伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 昨年夏にシティから2年契約でバルセロナに加入したギュンドアンは、今夏にわずか1年で古巣復帰。バルセロナ退団時に「僕の退団がクラブの財政的な助けになるなら、少しは悲しくならない」と財政問題が理由であることを示唆していたが、ジョアン・ラポルタ会長は退団はあくまでスポーツ的な判断によるものだと否定していた。 ギュンドアンはインタビューで「僕は世界最大のチームの1つでプレーした。バルサでプレーし、そのエンブレムを身につけるという子どもの頃の夢の1つを叶えたんだ」と、バルセロナ移籍は自身にとって成功だったと語っている。 バルセロナは昨季ラ・リーガで、優勝したレアル・マドリーと勝ち点10差の2位。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、コパ・デル・レイ、スペインスーパーカップでも頂点には届かず、無冠に終わった。 しかし、ギュンドアンは「おそらく人々は昨季を見て、僕らが何も勝ち取れなかったと思うだろう。それは本当だ。でも僕たちのプレーを見てみると、シーズン終了時の勝ち点は85で、リーグ優勝した前年より3少ないだけだった」と、リーグ戦では自分たちに問題があったというよりも、レアルが強かったと主張した。 「レアル・マドリーとの対戦は非常に難しかった。バルセロナでプレーできたことをとても光栄に思う。他の状況であれば、物事は違っていたかもしれない。大変だったけど、素晴らしい経験だった。全く後悔していないよ」 復帰したシティでは、今季ここまで公式戦4試合に出場。元ドイツ代表MFは「世界最高のクラブ、世界最高のサッカーチームでプレーしているという現実。今、それに匹敵するものはないと思う」と意欲を燃やした。