「夫婦喧嘩は憂鬱だった」結婚発表の岡田将生×高畑充希、初共演ドラマ『1122』インタビューで語っていたこと
19日、俳優の岡田将生さんと高畑充希さんがそれぞれのInstagramにて結婚を発表しました。そんな2人は今年6月にPrimeVideoにて配信されたドラマ『1122』にて、初共演。「公認不倫」をする結婚7年目の夫婦という複雑な間柄を演じていました。ドラマ公開に合わせて行ったインタビューを再掲します。 【写真】結婚を発表した岡田&高畑、初共演で演じた「夫婦役」
仲の良い夫婦にセックスは必要?
仲の良い夫婦でい続けるために、セックスは必ずしもいるわけではない。刹那的な恋愛のときめきは、家庭の外に求めたほうが、夫婦は上手くいく――夫婦の多様なあり方が議論されるなかで、そのような考えを抱く方も多いのではないのだろうか。 『月刊モーニングtwo』にて、2016年から2020年にかけて連載されていた渡辺ペコ『1122』は自分たちにもっともフィットする在り方を模索して揺れつづける夫婦の姿を描いた作品だ。ウェブデザイナーとして働く相原一子(いちこ)と、文具メーカーで勤務する相原二也(おとや)はともに30代で、結婚7年目の夫婦。セックスレスで子供はいなくても、友達のように何でも話せる間柄である。2人は一見、良好な関係のようにも思えるが、お互いにどこか言い出せない気持ちを隠し持っている。 夫婦がセックスレスになった原因として、二也からのセックスの誘いを一子がぶっきらぼうに断るシーンが描かれている。その夜が転機となって、夫婦は婚外恋愛許可制を導入し、お互いが心地よい関係を維持していこうとする。二也は、夫婦関係や子育てに悩む柏木美月という女性と、一子公認の不倫関係になる。新しい夫婦のかたちを見つけたかと思いきや、二也と美月の恋が加速していくうちに、一子の心に翳りが生まれはじめる。一子はモヤモヤを解消するため、女性用風俗の門を叩き、礼というセラピストを指名しはじめる。そうして次第にすれ違っていく夫婦の姿はあまりにもリアルで、連載当時から話題を呼んでいた。
PrimeVideoにてドラマ化!
そんな『1122 いいふうふ』が、今泉力哉監督・今泉かおり脚本という夫婦タッグによってドラマ化され、6月14日よりPrimeVideoにて配信されている。一子役を高畑充希、二也役を岡田将生、柏木美月役を西野七瀬、美月の夫である柏木志朗役を高良健吾、礼役を吉野北人がそれぞれ演じる。6月12日にはドラマの完成を記念して、完成披露宴が行われ、キャストと監督が登壇した。 長年、原作のファンだったという高畑は「地上波では難しいかもしれないシーンもありますが、そこをカットせずに、このように配信ドラマとしてお届けできるのが本当に嬉しくて、全力で一子を演じたいと思いました」と意気込んだ。また岡田も「緻密に練り上げられた脚本で読み応えがあって、それだけでやりたいと思いました。今泉監督とも仕事をしてみたくて、どのようなパフォーマンスが出来るのか自分自身も楽しみでした」と話した。 キャスティングについて問われた今泉監督は「一子については、高畑さんには柔らかい部分と自分を持つ強さがあると思った。岡田さんは二也をやったら憎まれる可能性もあるけれど、岡田さんの柔らかさとある種の天然さで可愛らしくなると思った」と答えた。 本作が初共演となる2人。公認不倫をする7年目の夫婦という難しい関係性を演じるうえで、どのようなコミュニケーションを取っていったのだろうか。また、それぞれの役柄にどのように向き合ったのか。完成披露宴の日に合わせ、2ショット取材を敢行した。
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