平田・植田監督 全国の球児に思いはせ目潤ます「夢実現させてもらった」 交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は11日、第2日3試合。第2試合は、創成館(長崎)が平田(島根)を零封で抑え快勝した。平田の植田悟監督は試合後、「甲子園(での試合)が無くなった全国の球児の思いを胸に、選手たちはよくやってくれた」と目を潤ませた。植田監督の主な談話は以下の通り。 【創成館-平田 熱戦の様子を写真特集で】 ◇「成長を感じられるゲームだった」 ここまでいろいろな方にお世話になり、甲子園で選手たちの夢を実現させて頂いて、ありがとうございました。全国の公立高校の、また甲子園(での試合)が無くなった球児たちの思いを胸に、選手たちには「思う存分、自分たちの実力を発揮するように」と言って送り出した。よくやってくれたと思う。 まだまだ至らないところ、私の指導のできないところがあったわけだが、おおむね自分たちの実力を発揮し、この試合を通しての成長を感じられるような素晴らしいゲームだったと思う。 投手の古川は心を落ち着けて、自分の持ち味をよく発揮してくれた。キャッチャーの三島も古川の持ち味をしっかり出した。バックも「攻めの守り」を体現できたんじゃないかと思う。