【全国版】夏休みの夏旅に!建築&アート&自然が楽しめるおすすめスポット15選
4 原美術館ARC〈磯崎新〉/群馬県
1988年に「原美術館」の別館「ハラ ミュージアム アーク」として開館した「原美術館ARC」。 2021年1月に東京での活動を終えた「原美術館」の閉館に際し両館は統合、2021年4月に「原美術館ARC」としてリニューアルオープンしました。 ピラミッド型の屋根をもつ正方形のギャラリーと両翼に細長く伸びるギャラリーで構成される3つの展示室を設計したのは、2019年にプリツカー賞を受賞した建築家・磯崎新。トップライトから自然光が差し込むシンプルなギャラリーには国内外の優れたアートを展示する現代美術が、書院造をモチーフにした特別展示室「觀海庵」には、近世日本絵画を含む東洋古美術と現代美術があわせて展示されています。 榛名山を望む開放的な屋外には、アンディ ウォーホルやジャン=ミシェル オトニエルをはじめ、内外の現代アーティストによる常設作品が配置されています。 群馬県渋川市金井2855-1
5 KURKKU FIELDS〈藤原徹平〉/千葉県
音楽プロデューサーの小林武史さんが総合プロデュースを行っていることで知られる「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」は、「農業」「食」「アート」をテーマにしており、豊かな自然のなかで「いのち」を感じるさまざまな体験をすることができる複合施設です。 デザイナーの皆川明さんがディレクションする宿泊施設「cocoon(コクーン)」や、建築家の中村拓志さん設計による新たな施設「地中図書館」も続けてオープンし、注目を集めています。 広々とした敷地にはアート作品が点在しており、草間彌生さんの作品《新たなる空間への道標》をはじめ、パリの現代美術家、カミーユ・アンロの作品や、Chim↑Pom、増田セバスチャン、ファブリス・イベールの作品に出合えます。 千葉県木更津市矢那2503
6 東京都庭園美術館/東京都
1933年に皇族朝香宮家の自邸として建てられたアール・デコ様式の邸宅を改修し、1983年に美術館として開館した「東京都庭園美術館」。国の重要文化財に指定された歴史ある建築と芝庭、日本庭園、西洋庭園といった3つの庭園、そして美術鑑賞。そのどれもが1度に堪能できるスポットです。 美しい装飾やインテリアを楽しめる館内はもちろん、本美術館にある庭園にもアート作品が配されています。 安田侃さんの作品《風》。このほか、ザッキン、オシップの《住まい》やサンド、エドゥアール=マルセル《横たわる豹》があるので、庭園の散策と合わせて、作品を見つけてみてください。 東京都港区白金台5-21-9