広島・菊池が決勝の勝ち越し弾 チームトップタイの６発にも「バットで迷惑かけている。持っているだけになっちゃっている」
「巨人１－２広島」（２９日、東京ドーム） 広島の菊池涼介内野手が九回に決勝の勝ち越しソロを放った。６発は末包と並んでチームトップタイとなった。 【写真】勝ち越しの６号ソロを放った菊池 顔をくしゃくしゃにして喜びを噛み締める 八回に１－１の同点に追いつかれた直後の九回２死。ここまで３打数無安打だった菊池が奮起した。相手守護神のバルドナードの低めに落ちていく変化球をバットに乗せて左翼席最前列に飛び込む一撃。「バットで迷惑かけているのでね、いつも（バットを）持っているだけになっちゃっているので当たれば良いなと思って打席に入りました」と振り返った。 勝利に導く打撃。チームは強固な投手陣を擁して、首位に位置づけている中、「毎試合、毎試合ピッチャーに助けてもらってばっかりなので、なんとかしたいと思っているんですけど、うまくいかなくて大変ですけど、前向いてやるしかないと思っています。まぁ入って良かったです」と控えめに喜んだ。 カード勝ち越しが懸かる翌日の試合に向けては、「明日もバットに当たればいいなと思って、強い意志を持ってやっていきたいと思います」と等身大を貫いた。
