紙芝居の読み聞かせ 題材は「昔話」ではなく「税金の話」 岐阜の幼稚園
メ~テレ(名古屋テレビ)
岐阜市の幼稚園で紙芝居の読み聞かせが行われました。題材になったのは「昔話」ではなく「税金の話」です。 「なんで勝手に僕のお給料から50円引かれてるの?」 紙芝居の読み聞かせが行われたのは、岐阜市の東海学院大学付属東海第二幼稚園です。 次の時代を担う子どもたちに「税金」について知ってもらおうと、間接税の納税者で組織する団体「岐阜北間税会」が企画しました。 参加したのは、年長の園児約30人です。 動物のキャラクターが登場する紙芝居で「税金とはどんなものか」、「税金がある世界とない世界ではどう違うのか」などが説明されました。 「ごみが無くなってる。道路も橋もきれいになってるよ。やっぱり税金のある世界っていいね」 参加した園児は―― 「ちょっと難しかったけど、ちゃんと覚えられた」(参加した園児) Q.お母さんとお父さんにはどんな話をする? 「『税金がないと、ごみだらけになっちゃうよ』と話す」(参加した園児) 「幼稚園の先生がお子さんのことを見ながら、やり取りで少しずつわかるように、話してもらえるのが紙芝居の良いところだなと特に実感しました。税金が家族の話題の一つになったり、物を大事にしたり、お金の使い道を考えてくれるきっかけになったらうれしいと思っています」(岐阜北間税会 瀬川順子さん)