マレンはアストン・ヴィラ移籍を熱望も…金銭面で折り合いつかず、ドルトムントとの交渉は継続中
ドルトムントに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンのアストン・ヴィラ移籍について、選手自身はプレミアリーグ行きを熱望しているものの、現時点でも交渉は継続中のようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が8日に報じた。 現在25歳のマレンは2021年夏に母国のPSVからドルトムントへ加入すると、ケガに悩まされた時期もありながら、初年度から主力ウインガーの1人として活躍してきた。これまでにドルトムントでは公式戦通算131試合出場39ゴール20アシストを記録。今シーズンは途中出場する試合も少なくはないが、ここまで20試合のピッチに立ち、5ゴール1アシストをマークしている。 そんなマレンについては、イギリス『アスレティック』等複数の現地メディアによって、今冬のアストン・ヴィラ行きが噂されている。攻撃陣の補強を画策しているアストン・ヴィラと、プレミアリーグ行きを熱望するマレンの思惑が一致する形で、交渉がスタート。順調に進展していることが報じられていた。 だが、今回の報道によると、移籍成立までにはもう少々の時間を要することとなりそうだ。当初、アストン・ヴィラは1800万ユーロ(約29億円)に追加オプションを加えたオファーを提示していたものの、この金額ではドルトムント側の要求を満たせなかった模様。そして現在、アストン・ヴィラは2500万ユーロ(約41億円)を投じる構えを見せているが、ドルトムント側は3000万ユーロ(約49億円)を要求しているという。このような背景から、両クラブが納得できる解決策を見つける必要がありそうだ。 マレンとドルトムントの現行契約は2026年夏まで残っているが、契約の最終シーズンに突入することなく、憧れのプレミアリーグへ渡ることとなるだろうか。今後の動向に注目だ。
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