【三浦泰年の情熱地泰】自分の人生を振り返っても大事な時期だった“9ボーダー”。59歳を迎える今年はどんな年に!?
39歳、49歳はどんな年だったのか? そして59歳は…
そして、そこからさらに10年が経ち、39歳になる年の38歳で現役引退を決意。 ヴィッセル神戸を最後のチームとして、大好きだった選手という仕事に別れを告げた。 そして僕にとって最も難しい仕事。選手ではない仕事へと移行したタイミングが39歳だった。 それこそ、まだまだ9ボーダーとは言えない9歳頃から真剣にサッカーを始めて、あっという間に30年が経過。39歳になる年に現役を引退し、社会人1年目を迎えた。 ヴィッセル神戸の取締役チーム統括本部長という凄い肩書を40歳になる直前で選んだ。考えてみれば、ただただ無謀な怖いもの知らずな大人であった。 そして次に迎える9ボーダーは49歳。46歳になる年、2011年になる年、45歳でJリーグJ2のギラヴァンツ北九州の監督に就任。4年目のシーズンを2つ目のチーム、東京ヴェルディで志を高く持って臨んでいた。 初めて監督として解任を味わう経験もした。50代目前に監督として監督の仕事は解任(クビ)になるのが仕事と言いながら望んでいたものの、悔しい9ボーダーとなった。 そして59歳になる今日は、今まで通りのチームがある自分ではなく、チームどころかサッカー自体もあるか分からない状況で59歳を迎える事になるなるのであろう。 60代手前の9ボーダーは、きっとドラマとは異なる。誰も興味のない、笑ってしまう9ボーダーかもしれないが、僕にとっては今までで、一番自分自身に興味を持つ年になりそうだ。 僕の周りがガラッと変化して迎える59歳という9ボーダー。余り意識してこなかった振り返れば何かが変化していった9ボーダー。 大事な1年として、また日々を悔いのないように自分らしく前進できればと思う。皆の9ボーダーはどんな時間だったのであろう? 考えてみても悪くはない。 2024年4月28日 ゴールデンウィーク突入 三浦泰年