「すごい、わたしですね!」白石麻衣初の肖像画制作に3カ月独占密着 “完売画家”中島健太が等身大で描く
作品制作のためのスチール撮影
絵を描くときはその人の内面を知ってから描きたいというスタイルで、白石さんの心の中を少し覗けた気がするという中島さん。和気あいあいの対談を経て、作品制作のためのスチール撮影が行われたのは約1カ月後のことでした。 インダストリアルをイメージしたスタジオに登場した白石さんは華やかな黄色ベースのドレス、ち密なデザインのレースが印象的な黒のシースルードレスなど複数の衣装でポージングを披露。 中島さんが選んだ色とりどりのお花を手にする白石さんについて、フォトグラファーの河内彩さんは「どの角度でも絵になる」と大絶賛でした。 特に「あなたは幸福をふりまく」の花言葉をもつ「デルフィニウム」は白石さんのイメージにぴったりな雰囲気で撮影は順調に進みました。 撮影されたいくつかの写真の中から中島さんが1枚を選んで、いよいよ作品制作に着手することとなりました。
白石麻衣が自身の肖像画にタイトルをつけるとしたら
そして作品完成の一報が入ったのは約1カ月後。163センチ×110センチとほぼ等身大の完成作品を前に、白石さんは「すごーい、めっちゃきれい!! 髪の毛とか繊細な部分がすごい……私ですね」と澄んだ瞳を一層輝かせて喜びを爆発させました。 中島さんによると白石さんの特徴的な部分は「髪の生え際」と「目」。完成間際まで質感の微調整を繰り返し「白石さんらしい雰囲気」を追求したと語り、実際に執筆に使用した筆を見せるとあまりの細さに白石さんは驚いた表情を見せていました。 中島さんの作品の中でも渾身の力作とというこの作品に白石さんがつけたタイトルは「ピュア」。 撮影時につけていた真珠のリングから着想を得たタイトルで、熟考の末に真珠の宝石言葉「無垢」にちなんで選ばれました。 今回は中島さんの提案で白石さんのサインと作品名も白石さんの直筆で作品に描き入れることとなり、白石さんが自身で色を混ぜ合わせて作った水色の油絵具を使って、一発勝負に挑戦。 サインと作品タイトルを見事に描き上げた白石さんの「できた」の一言をもって作品がついに完成しました。 “完売画家”中島健太が、“等身大の白石麻衣”を描いた作品「ピュア」は、11月1日から11月24日まで国立新美術館にて開催される「第11回日本美術展覧会(日展)」にて展示されます。
日本美術展覧会
会期:11月1日から11月24日まで 場所:国立新美術館 観覧時間:午前10時から午後6時(入場は午後5時30分まで) 前売券:1200円(小中高生無料) 当日券:1400円(小中高生無料) (Kikka)
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