「すごい、わたしですね!」白石麻衣初の肖像画制作に3カ月独占密着 “完売画家”中島健太が等身大で描く
白石麻衣「等身大の私を描いてほしい」
中島:今回白石さんを描かせていただくにあたって、「黄色のイメージがある」と伝えたら、有識者からは「水色でしょう」とツッコまれたのですが、白石さん自身はどんな色が好きですか。 白石:乃木坂46にいたときはサイリウムカラーがあったのですが、今は正直自分の色みたいなものはなくて。苗字が「白石」ということもあって、白は好きですね。似合うというのもよく言ってもらえる色です。 中島:本当に色白で肌がきれいだから肌を引き立てる色は似合いそうですね。 白石:両親ともに色白で、とくにお母さんが白いんですけれども、遺伝だと思います。 中島:白以外だと好きな色や好きなお花はありますか。 白石:最近は暖色系のオレンジとか黄色が好きです。お花だとカスミソウがずっと好きですね。小さい時にお花屋さんに行ったら、カスミソウを指さしていたよってお母さんにも教えてもらったんですけど。決して「主役」というわけではありませんが、カスミソウが入っていたら花束もより華やかになって好きです。 中島:白石さん自身は主役が多いイメージですけれども。 白石:目立つことは得意ではないので、できれば主役を支えるぐらいの立ち回りの方が自分自身は好きです。 中島:白石さんは、アイドル、俳優、色々な顔をお持ちです。そんな中でどんな自分を描かれたらうれしいというのはありますか。 白石:等身大の私を描いてもらうのが一番いいのかなって思っています。 中島:「等身大」という言葉が出てくるのがまずスターですね。今回のお話が進んでいくときに、ドキュメンタリーは絶対見た方が良いだろうと思って拝見したんですが、乃木坂46のメンバーとして苦労してなかなか売れない時期があって。しかしある瞬間から猛烈なスターになっていく――。あのとき精神的にはどんな感じだったんですか。 白石:「AKB48公式ライバル」として作られたのが「乃木坂46」だったんですが、最初は「AKBの何かなの?」と言われて、ゼロからのスタートでした。ファンの人も全然いないしみんなで必死にやって来たんですが、一緒に活動してきたメンバーが同じ空気感で、同じスピードで頑張ってこられたので、私自身は楽しみながら活動できました。 中島:メンタルがしんどいっていうこともそんなになかったですか。 白石:アップダウンはそこまでなかったですね。最初のころはエゴサもしていたんですが、見れば見るだけちょっとモヤモヤするし、あんまり見ない方が良いかなと思って、最近はたまに見るかなという程度です。 ただ、応援の言葉が励みになるタイプなので、「今日嫌なことがあったけど、まいやん見たら元気出た」って言ってくれる方がいるなら頑張る甲斐があるなって。頑張らないとなって思えます。 中島:白石さんの魅力は“自然体”なところにもあると思うのですが、そういう風にふるまえるようになったのはいつごろからですか。 白石:お仕事を始めたばかりのころは「アイドルだからキャラ設定しなきゃ」って思っていたので、キャッチフレーズとか無理やり作っていたんですよ。でも偽っている自分が結構つらくて。“キャラをかぶっている自分”というのが向いていないタイプだと気付いたので、乃木坂46結成1年目ぐらいからは素の自分を出していくようになりました。 中島:お休みはちゃんとありますか。 白石:オフはちゃんとあります。あまり話せるようなことはしてないですが、完全にインドアなので、お家でゲームしたり映画観たりお料理したりしています。ちなみにボンバーマンは結構うまい方だと思います(笑)。