“60歳のレジェンド”倪夏蓮「コートに立つ以上、最善を尽くして戦った」<世界卓球2024>
<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)> 16日、世界卓球選手権釜山大会が開幕し、女子予選リーグで日本代表と元中国代表の60歳・倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)を擁するルクセンブルク代表が対戦した。 張本美和(木下グループ)が2番で倪夏蓮(ニーシャーリエン)をストレートで下し、早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)もストレート勝ちと日本代表が3-0で勝利を飾った。 試合後、60歳のレジェンド・倪夏蓮(ニーシャーリエン)が報道陣の質問に答えた。
倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)試合後コメント
<試合前の心境は?> 日本と対戦するにあたり、非常にタフで難しい戦いになることはわかっていましたが、挑戦するつもりでした。そして、素晴らしい試合にしたいと思っていました。 もちろん、勝てれば最高です。ただ、勝てなくても仕方ありません。 中国、日本に太刀打ちすることは難しいことです。彼女たちに比べると私たちの卓球はちょっとした趣味のようなものです。しかしコートに立つ以上、最善を尽くして戦いました。 <対戦した張本美和選手については?> とても良い選手です。日本には多くの良い選手がいて、彼女もその中の一人です。彼女に勝つのはとても難しいです。 <張本選手はあなたより45歳若い相手でした> 経験だけは勝っていますね(笑)。 私は41年前、1983年に東京で開催された世界卓球に中国チームとして参加し、日本と決勝戦で戦い、勝ちました。素晴らしい経験でした。 世界一になることは簡単ではありません。だから私は、今日まで自分自身のことを誇りに思っています。 <予選の残りの試合に向けて> 自分のことを選手として、完全なプロフェッショナルだとは言えません。でも選手としてチームを代表してプレーする以上、100%を出せるように戦い抜かなければなりません。 どれほど困難な試合でも、ベスト尽くすことが大事です。
世界卓球2024 予選リーグ
<日本 3-0 ルクセンブルク> 早田ひな(日本生命) 3-0 サラ・デヌッテ 張本美和(木下グループ) 3-0 倪夏蓮(ニーシャーリエン) 平野美宇(木下グループ) 3-0 テッシー・ゴンデリンガー 張本美和(木下グループ) - サラ・デヌッテ 早田ひな(日本生命) - 倪夏蓮(ニーシャーリエン)
ラリーズ編集部