札幌大谷、新監督に駒大苫小牧時代に夏連覇経験の五十嵐大氏就任 楽天・田中将大の1年先輩
2018年に明治神宮大会で優勝した札幌大谷(北海道)の新監督に、駒大苫小牧で夏の甲子園連覇に貢献した五十嵐大氏(36)が就任したことが1日、分かった。3月末まで部長を務め、この日から監督としての指導をスタート。14年から指揮を執っていた船尾隆広氏(52)は退職した。 札幌市出身の五十嵐監督は、高校時代に春夏合わせて3度甲子園に出場した。持ち味の高い守備力としぶとい打撃で04年夏は2年生ながら三塁のレギュラーをつかみ、道勢初の全国制覇に貢献。05年夏も堅守でホットコーナーを支え、1学年下の田中将(楽天)とともに史上6校目の夏連覇を達成した。筑波大を卒業後は、札幌第一のコーチ、札幌大谷のコーチを経て13年から部長を務めていた。 同校野球部は、男女共学となった09年に創部。短期間で道内屈指の強豪校に成長した。春秋の北海道大会、夏の南北海道大会は各1度優勝。春夏合わせて2度甲子園に出場し、19年春に聖地初勝利を挙げている。
報知新聞社