“プロ”が教える時短できる豚汁の「冷凍」方法2つ 冷凍で「食感」が変わる食材はどうすればいい?
豆腐は冷凍により食感が変わりやすいので油揚げで代用を! 豚バラ薄切り肉100gは3~4㎝長さに切り、1食分ずつラップでぴったり包みます。 2:野菜と豚肉は分けて冷凍保存 「1」の豚肉以外の具材は冷凍用保存袋にそのまま入れて、袋をふって全体を混ぜ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍します。 ラップで包んだ豚肉は別の冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、金属製のバットの上に置き、冷凍庫で急速冷凍します。
野菜などの具材と豚肉は、衛生上の問題と使い勝手を考慮して別々に冷凍するのがおすすめです。 ■「具材ミックス」で豚汁を作る方法 1:鍋にサラダ油小さじ2を中火で熱し、凍ったままの豚肉を加え、炒めます。 2:肉の色が変わりはじめたら具材ミックスを凍ったまま加え、さらに炒めます。 3:全体に油がなじんだら、だし汁500㎖を加えます。煮立ったらアクを除いて弱火にし、5分ほど煮ます。具材に火が通ったら火を止め、味噌大さじ2を溶き入れます。
一度冷凍した具材は、冷凍効果で細胞組織が破壊されているため、比較的早く火が通ります。煮る時間は短めでOKです。 ■調理済みの豚汁を冷凍する方法 1:冷凍に不向きの食材を取り除く 豆腐やこんにゃく、じゃがいもなど冷凍すると食感が変わりやすい食材が入っている場合は、取り除きます。 2:保存容器に入れて冷凍 粗熱をとった豚汁を1食分ずつ冷凍用保存容器に入れ、ふたをして冷凍します。汁物は冷凍すると膨張するので、容器の8分目ほどの量を目安に入れましょう。
3:解凍するときは様子を見ながら加熱 容器のふたをずらして電子レンジ(500W)で350g(1食分程度)につき5分30秒加熱します。まだ凍っている部分がある場合は、一度混ぜてからさらに1分ずつ様子を見ながら加熱。 ■冷凍ストックで簡単! 肉じゃがの作り方 時間も手間もかかる肉じゃがも、生のまま材料を切って調味料といっしょに冷凍しておけば時短で完成させられます。保存の目安は2週間です。 「冷凍に不向き」とされがちなじゃがいもも、小さめに切って生のまま冷凍し、凍ったまま加熱調理すれば大丈夫。調理後もホクホクとした、じゃがいもらしい食感が味わえます。