【F1】GMが「キャデラック」で2026年からF1参戦 補償金693億円支払い
米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)は25日、キャデラックブランドで2026年からF1に参戦することで基本合意したと発表した。 GMとパートナーのグループTWGグローバルは「キャデラック」にちなんだ新チーム名と命名し、独自エンジンの開発に取り組む。GMのマイク・ルース社長は「GMとキャデラックにとって世界最高峰のレースシリーズに参加できるのは光栄で、情熱と誠実さを持って競い合い、世界中のファンのためにこのスポーツを高めていくことに尽力する」と語った。 F1のステファノ・ドメニカリ社長兼最高経営責任者(CEO)は「GMとキャデラックがこのプロジェクトに取り組んでいることは、私たちのスポーツの真価を示す重要で前向きな証拠」とし、FIの商業権を保有する「リバティメディア」社のグレッグ・マフェイCEOは「われわれはGMとそのパートナーのリーダーシップのおかげでF1参入準備が大きく前進したと評価しています」と語った。 その一方で英メディア「BBC」は「F1の幹部はGMとTWGは参戦を確保するため希薄化防止料として、4億5000万ドル(約693億円)を支払う予定と語った」とし「これはF1のチーム収入が10ではなく11に分割されることで失われる賞金の補償として、既存の10チーム間で分割されることになる」と報じていた。
東スポWEB