新証言も 北九州市中学生男女殺傷 発生から4日
九州朝日放送
北九州市で中学生2人が殺傷された事件から4日が経過しましたが、未だに犯人は捕まっていません。 その犯人かどうかは分かりませんが、事件直後に「店の方角から慌てて走ってくる人物とすれ違った」という女性の話が聞けました。 インタビューに答えてくれた70代の女性はその人物について「向こうからこう来た。黒っぽいジャンパーだったと思う、帽子かぶっていた。細い路地にいったん入ったのを見た。『何すか』って独り言みたいに言って、怖くないんよ全然。ナイフとか何も持っていなかった。とにかく走って走って帰りよった。」と状況を話しました。 東大貴記者レポート「事件から4日が経ちました。学校が終わった夕方になっても子どもたちの遊び声は聞こえてきません」 18日午後4時すぎの北九州市小倉南区の公園。 普段は親子連れや放課後の児童でにぎわっているそうですがその姿はありません。 近くに住む人は「(普段は)ドッジボールとか野球とかやってる」「寂しいですよ、特にあの事件は我々もショック。1日でも早く終わってほしい」と話します。 北九州市小倉南区のファストフード店で塾帰りの中学3年生の男女2人が刺され中島咲彩さん(15)が、死亡した事件。 発生から4日が経ちますが、犯人は現在も逃走を続けています。 事件現場近くに住む人は「早く解決してほしい人通りは少ないですよスーパーもガラガラ」と話します。 捜査関係者によりますと、これまでに、店と客とのトラブルや、中島さんから警察に対して事件に繋がるような相談はなく、警察は、通り魔的犯行も視野に、捜査を続けています。 事件を受け中島さんの中学校では17日夜緊急の保護者説明会が開かれました。 参加した保護者は「Q学校の説明はA心のケアをしましょうくらいで Q捕まっていなくて冬休みに入るのはA逆に怖いなと思って冬休みに入るから。学校にさえ入ってしまえば、先生たちが守ってくれるしってのがあったけど、今週中とかに犯人が捕まらんかったら大変。」と話します。 北九州市教育委員会によりますと市内の小中高校などでは18日、事件への不安などを理由におよそ2100人が登校を控えたということです。 インタビューを受けて頂いた女性によりますと、走ってきた男性は、発生翌日に警察が捜査していた自動車販売店近くにしゃがみこんでいたということです。
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