フルノーマルの極上車から本気のサーキット仕様へ【2】ワークスタイプのスタビライザーを装着したリアサス
シリーズ:フルノーマルの極上車から本気のサーキット仕様へ【2】 1971年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-R 【画像20枚】車内は助手席と後席を取り外したサーキット仕様。4点式ロールバーにはサイドバーを追加し、剛性をアップ。運転席はブリッド製フルバケットシートにウィランズの4点式ハーネス、助手席側は、シートを装着できるようにフレームは残されていて、フロアにはD-com製のドライバッテリーを設置 取材時のスペックは、ボディ外装のフロントフェンダー、ドア、ボンネット、フェンダーミラー、ヘッドライトをハズして装着しているライトカバーをドライカーボン製に、トランクはFRP製に変更。内装は助手席とリアシートを取り外すなどして軽量化。また、サーキット走行には欠かせない4点式ロールバー+サイドバーを装着し、安全性と車体剛性のアップをはかっている。 足回りに関しては、前後にアラゴスタ製の別タンク式車高調を装着し、フロントのアーム類はクロモリ鋼パイプとピローボール化。また、アッパーマウントとロールセンターアダプターなどによって、キャスター角を付けられるように変更。リアの純正アームはキャンバー角を調整できるようにピローボール化し、ワークスタイプのスタビライザーを装着。また、前後ハブはS14用純正を流用し、大幅に剛性アップを実現している。
Nosweb 編集部
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