大谷翔平選手らの偽ユニホーム販売容疑 大阪の71歳を書類送検
福島県警いわき東署は9日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の偽ユニホームを販売したなどとして、大阪市のアルバイトの男性(71)を商標法違反容疑で福島地検いわき支部に書類送検したと発表した。送検は11月29日付。 書類送検容疑は、今年3月から5月ごろにかけ、ナイキの正規品と類似した商標を付けた大谷選手のユニホーム3着を3人に計1万8500円で販売。9月4日には自宅で、山本由伸選手(ドジャース)や鈴木誠也選手(カブス)ら大リーグで活躍する選手の偽ユニホーム計1188着を販売目的で所持していたとしている。 同署などによると、男性は海外から偽ユニホームを仕入れてフリーマーケットアプリに出品していた。2023年11月から今年4月までに約1000点を販売し、計約800万円を売り上げたとみられる。同署の署員がサイバーパトロール中に、フリマアプリに安価なユニホームが販売されているのを見つけ、捜査を進めた。男性は「小遣い稼ぎのために売っていた」と容疑を認めているという。【松本ゆう雅】