2025年新春 鈴木康友知事対談 厳しい財政状況から知事公舎売却?リニア新幹線工事は?
リニア新幹線工事について
一方で、長らく県政の重要課題となっているあの問題については・・・ 石田和外アナウンサー: 「2025年は、このリニア問題に関しては、どんなところがポイントになっていきそうですか」 鈴木康友知事: 「ポイントはもう1つでして、これはもう3分野28項目に整理した課題をですね、これをクリアするってのが、工事着工の前提条件になりますので、早くこの対応を終了させるということですね。これによってですね、工事着手の前提条件が完了するということになります」 就任直後にJR東海の丹羽社長や当時の岸田総理らと面会し、スピード感を印象付けた鈴木知事。 折に触れて言及してきたのが・・・・ 石田和外アナウンサー: 「あと、工事を進める中で、補償の問題はどう考えるか」 鈴木康友知事: 「これはやっぱり私は大事だと思っています。これもうずっと、これから何十年も続く事業ですので、 もうほとんど関係者いなくなるわけですよね。私ももう退任しているでしょうし、JRの社長もやっぱり定期的に変わりますし。何かもしその工事の事業の中で問題が起これば、それに対してちゃんと対処するっていう補償の部分は、きちっと決めておく必要があるし。JR東海も民間企業さんなので、この先どうなるかわかんないわけですね。ですから、そういう意味では1番信用性があるのは国なわけですから、やっぱり何らかの形で国の関与をお願いしてくということも私は必要だと思っています」
知事も社長?
2025年本格始動を迎える鈴木県政。 自治体のトップには「経営感覚」が必要だというのが鈴木知事の持論です。 石田和外アナウンサー: 「浜松市長時代に市長は社長だと言っていましたが、知事も社長ですか」 鈴木康友知事: 「そうですね、基礎的な自治体の運営っていうことの仕組みについてはですね、一緒なので。経営感覚を持って県政運営を推進していきたいと思っております」 石田和外アナウンサー: 「任期中にこの社長として、お客さん、県民にどんな約束ができますか」 鈴木康友知事: 「今、幸福度日本一の静岡県を目指すと言っておりますので、いかに県民の皆さんの幸福感や満足感を上げていくか。そのために何をしていくかってことが今度政策目標になってきますので、そういうことをですね、計画の中にも位置付けてウェルビーイングをし、県民の皆さんの満足度を上げていくということに取り組んでいきたいと思っています」