パリ五輪で銀メダル獲得のフランス、アンリ監督が“個人的な理由”で1年早く退任「銀メダルは人生の最大の誇りの1つ」
フランスサッカー連盟(FFF)は19日、パリ・オリンピックに出場したU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督(47)の退任を発表した。 【動画】自国開催のオリンピックで銀メダル、アンリ監督がファンの前でダンス 契約は2025年6月まで1年間残っていたが、個人的な理由により契約を終了したとのことだ。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表のエースとしても活躍したアンリ監督。引退後は指導者となり、アーセナルのユースチームで監督を務めたのち、ベルギー代表のアシスタントコーチに就任。その後、モナコ、CFモントリオールで監督を務め、再びベルギー代表のアシスタントコーチとなった。 2023年8月にはU-21フランス代表の監督に就任。自国開催であるパリ・オリンピックに出場するチームを率いると、本大会ではチームを決勝に導くなど手腕を発揮。しかし、U-23スペイン代表に敗れ、銀メダルに終わっていた。 パリ・オリンピック後、フィリップ・ディアロ会長と話し合いを持ち、アンリ監督は退任の希望を伝えたとのこと。それが認められる形となった。 アンリ監督は「私にこの素晴らしい機会を提供してくれたFFFとフィリップ・ディアロ会長に感謝したいと思う」とコメント。「母国がオリンピックで銀メダルを獲得したことは、私の人生の最大の誇りの1つであり続けるだろう。私に魔法のような経験をさせてくれたFFF、選手、スタッフ、サポーターに心から感謝する」とコメントした。
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