【ヘアケアの7大思い込みを解決】正しいケアを知って美髪に!
あなたが当たり前のようにやっている美を磨くためのケアは本当に正解? ヘアケアの思い込みを今こそ正そう! 〈画像〉美髪を叶えるヘアケアアイテム、全部見せ!
お話をうかがったのはこの方々
長谷部未来さん ミルボン 研究開発部 開発展開企画室 マネージャー 長谷部未来さん 根本克己さん 「HEAD-DETOX」開発者/ヘアアーティスト
【思い込み】汗をかいてない日は、“湯シャン”でOK!
【A】 “湯シャン”で落としきれなかった皮脂が頭皮臭やベタつきの原因に 長谷部さん 皮脂はお湯だけでは落としにくいため、シャンプーでしっかり洗い流すのがベター 【A】 シャンプーは汗を落とすのが目的ではありません 根本さん 汗をかいてないと感じる日や冬の寒い日でも皮脂や角質の代謝は行われています
【思い込み】シャンプーは、ノンシリコンが絶対!
【A】 一概にノンシリコンがいいとは言い切れない 長谷部さん “シリコン=毛穴が詰まる”という印象をお持ちの方がいますが、そこまで残留性が高いシリコンを過剰に使うことはまずないので、心配には及びません。一般的に毛髪表面をコートする効果を持つため、摩擦や絡まりを抑制して物理的ダメージを減らしたり、ヘアカラーの褪色を抑制したり、毛髪にとってよい効果をもたらすことも多いです
【思い込み】どうせ洗うしシャンプー前は髪をさっと濡らせばいい
【A】 1分半程度、しっかり予洗いをして、お湯で落とせる汚れは落とし切るイメージが正解 長谷部さん 長谷部さん 予洗いによってシャンプーの泡立ちが大幅に変わり、頭皮の皮脂汚れが効率的に洗浄できますし、髪への摩擦ダメージを軽減できます
【思い込み】シャンプーより、トリートメントにお金をかけるべき
長谷部さん 【A】 未来の美しい髪を養うという長いスパンで考えるなら、地肌のコンディションに関わるシャンプーも大事
【思い込み】ドライヤーは適当に“ながらドライ”で十分!
根本さん 【A】 “ながらドライ”は、手の動きが適当になりやすいため、風の方向が定まらず、髪の広がりやハネ、毛先のオーバードライにつながります
【思い込み】トリートメントは長時間“つけ置き”するほどいい
【A】 時間をおくほど浸透するとは限りません 根本さん 時間をおくと浸透しやすいと感じますが、5分から10分程度が目安。長い時間おかなくても毛先を手で握って押し込む、コーミングをするという1テクで浸透効果がアップ
【思い込み】毎日シャンプーしなくてもニオわないしツヤが出る気が
【A】 髪を洗わなかった翌日、ツヤが出ると感じるなら髪を洗いすぎかも 根本さん 髪を洗うという意識を捨て、地肌中心で洗う習慣を。予洗い後、毛先にトリートメントを塗ってからシャンプーで地肌を洗うと髪のパサつき予防にも イラスト/香川尚子 取材・文/金子優子 構成/渡辺瑛美子 Edited by 渡辺 瑛美子
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