阪神・藤川監督 開幕候補に才木と村上「顧問ならね、『分かるかそんなもん』と(笑)。上手に遊んでもらえるよう」一問一答
「阪神秋季キャンプ」(10日、安芸) 阪神・藤川球児新監督(44)が10日、岡田オーナー付顧問から2日連続の金言を授かった。前日はメイングラウンドで約85分間。この日は若手が熱投を繰り広げるブルペンで約25分話し込み、恩師の帝王学を吸収した。藤川監督の一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ -たくさんの人が野球教室に参加した。 「子どもたちが減っている中で、現役の選手に野球を教えてもらえるとは子どもたちも思っていないだろうし、すごい機会だと思いますね」 -来年の春季キャンプでも考えているか。 「沖縄でもやりたい。のんびり休んでいる場合じゃないと思いますね。限られた時間ですから」 -先日、テレビ番組で開幕投手候補に才木と村上の名前を挙げていた。 「何ともないですよ。普通のことを言っているだけで。先が遠すぎて。(岡田)顧問ならね、『分かるかそんなもん』と(笑)。上手に遊んでもらえるような話にしたい。選手が嫌な気持ちにならないように」 -石井、桐敷、村上は11日にキャンプを打ち上げる。 「石井はこの野球教室のために来たんですけどね(笑)。それは冗談ですけど。今年は秋季練習も早く始めさせてもらったし。もう来シーズンに向かえるというところです。今シーズンの終わりではなくて」 -助言を送った井上は長打力が魅力。 「ピッチャーから見てこういうふうな形でくるんじゃないでしょうかとかね。伝え方は小谷野コーチも北川コーチも分かってくれている。作り上げた選手ですので、作り上げて変わろうとしている選手なので、指導もなかなか気を使いますね。能力も高いだけにね」