【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】眞砂英作が特撮TVヒーローとステーキのパワーで初Vだ
<10日・佐世保競輪・2日目> 準決6Rは眞砂英作の5番手捲りが決まった。入田龍馬の番手から出た西村剛の外を、脚をためていた眞砂が豪快に突き抜けた。「全ては初手の位置取りでした。吉田(彰久)さんが中団を取ってくれたおかげですね」。125期2人の踏み合いを最高のポジションで静観できたことが最大の勝因だった。 レース後の1着フォトセッションで「着替えてくるので、ちょっと待っていてください」。しばらくすると、牛がデザインされたTシャツを着て現れた。「よく行くステーキハウスをアピールしたくて」。子どもの頃から「仮面ライダーBLACK」が大好きな眞砂は、ヒーロー役を演じた倉田てつをさんがオーナーの「Steak House kurata」(東京都江東区)に配分が合えば足を運ぶとのこと。「この間、お店の宣伝をしてもいいですか?って聞いたらいいよって」快諾をもらい、Tシャツのお披露目となった。 今開催は力強い自力勝負で勝ち上がったが、最終日の7R決勝は125期の徹底先行タイプ・森柾斗の番手が回ってきた。「森君とは一緒に走ったことはあるけど、ラインを組むのは初めて。しっかりと追走して頑張ります」。優勝未経験の眞砂にとってはまたとないチャンス。特撮TVヒーローが焼くステーキのパワーを借りて、眞砂が待望のVをつかみ取る。