ゲーム「Ghost of Tsushima」アニメ化。シリーズ構成は虚淵玄
クランチロールは、人気ゲーム「Ghost of Tsushima」のオンラインマルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」のアニメ化を発表した。2027年公開予定で、監督は水野貴信、シリーズ構成は虚淵玄(ニトロプラス)、アニメーション制作は神風動画が担当する。 【この記事に関する別の画像を見る】 製作はクランチロールとアニプレックスが共同で行ない、音楽はソニー・ミュージックエンタテインメントが担当。スタッフ・キャストなどの詳細は順次発表となる。 Ghost of Tsushimaは対馬を舞台に描かれるオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲーム。そのオンライマルチモードである「Legends/冥人奇譚」は、対馬の民に語り継がれてきた伝説に登場する“4人の冥人”の戦いを描いたもの。ゲームでは日本の古い民話や伝説に触発された怪奇と幻想の世界が描かれていた。 アニメ化にあたって、クランチロール、PlayStation Productions、ソニー・ミュージックエンタテインメントからコメントも発表されている。 またクランチロールは北米の有料会員向けにマンガアプリ「Crunchyroll Manga」の提供を発表した。同アプリを使うことで、対象ユーザーは日本の主要出版社の新旧含めた人気マンガを楽しめるという。 2025年後半にiOS/Android向け英語版での提供開始が予定されており、将来的にはWebでも利用できるようになるとのこと。対応言語もアニメ配信と同様に拡大する計画となっている。 クランチロール プレジデント ラウール・プリニ PlayStation StudiosとPlayStation Productionsの経験、Sucker Punch Productionsとアニプレックスのクリエイティブチーム、ソニー・ミュージックを代表するアーティスト、そしてクランチロールのファンファーストなグローバルマーケティングなどが一丸となる本プロジェクトは、ソニーグループのクリエイティブシナジーを示すものです。 『Ghost of Tsushima』のアニメ化は、大胆かつ画期的なアニメスタイルで、ファンに本ゲームの新たな楽しみ方を提供します。 PlayStation Productions Asad Qizilbash 数々の映画やテレビ作品を通じて、当社が持つゲーム資産のクオリティと多様性を証明してきた当社にとって、初のアニメ作品を発表できることはこれ以上にない喜びです。 『Ghost of Tsushima』の没入感ある世界と、夢幻の世界を舞台にした「Legends/冥人奇譚」モードは、本プロジェクトに完璧なキャンバスを提供します。アニプレックスは、Sucker Punch Productionsの大ヒットゲームを素晴らしいアニメシリーズに翻訳する完璧なパートナーです。 ソニー・ミュージックエンタテインメント プレミアム・コンテンツ プレジデント Tom Mackay 弊社に所属するアーティストがこのような素晴らしいグローバルIPに携わる新たな機会を創出できることを嬉しく思います。総合的な視聴体験において音楽は重要な役割を担います。ソニーのパートナー各社と共に、世界中のファンに向けて魅力的なコンテンツを開発できることに興奮しています。
AV Watch,酒井隆文