台風3号は24日から25日に先島諸島に最接近 最も暑い季節8月も熱中症に厳重警戒
2週目29日~8月3日: 猛烈な暑さが続く熱中症に厳重に警戒
期間後半に入ると、29日(月)は、気圧の谷が通過するため、東北や北陸、関東甲信は雲が広がり所々で雨が降るでしょう。湿った空気が流れ込むため、雷雨や雨脚の強まることもありそうです。 30日(火)以降は、関東から九州にかけては、高気圧に覆われるため、夏空が広がるでしょう。ただ日中の気温の上昇で、午後になると山沿いや内陸では雨雲や雷雲が湧く見込みです。夏休みに入り、レジャーで山や川などに訪れる機会も増えると思います。急な強い雨や雷雨によって、川の増水や落雷などの危険度が高くなることもあります。最新の雨雲レーダーを確認して、天気の急変に備えるようにしましょう。 北海道や東北は前線や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなりそうです。暖かく湿った空気が流れ込みやすい沖縄も、にわか雨に注意が必要です。 最高気温は、関東から九州、沖縄の広い範囲で35℃以上が続くでしょう。札幌は、日差しはなくても30℃近くまで上がり蒸し暑くなりそうです。仙台も30℃を超える日が多い予想です。最低気温も25℃以上の所が多く、一日を通して熱中症のリスクが高いでしょう。厳しい暑さが長く続き、体力が落ちているころです。冷房の使用やこまめな水分補給など基本的な対策はもちろん、お年寄りやお子さんなど周りの方に声を掛け合って暑さへの対策をするようにしましょう。
台風が近づく前の対策 高波や高潮に備えて
沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。 1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。 2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。 3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。