栗原選手がモイネロ投手との同僚対決で決勝打 侍ジャパンがベスト4進出! 世界野球プレミア12
第3回世界野球「プレミア12」オープニングラウンド グループB 日本 7対6 キューバ 台湾・天母スタジアム 【動画】「すごく力が入った」栗原選手とモイネロ投手の同僚対決! 世界野球プレミア12 勝てばスーパーラウンド(ベスト4)進出が決まる侍ジャパンは、17日にキューバと対戦し、栗原選手の犠牲フライなどで、7対6でキューバに勝利した。 これで4連勝を飾り、グループ1位でスーパーラウンド進出を決めた。 また、敗れたキューバはオープニングラウンドでの敗退が決まった。 1回表、先発の早川隆久投手(26歳・楽天)が、2つの三振を奪う完璧な立ち上がりを見せる。 対する侍ジャパンは1回裏、ライトフライ3つで三者凡退に終わる。 2回裏、先頭打者・森下翔太選手(24歳・阪神)が死球で出塁する。 その後、2アウトランナー1塁3塁の場面で、佐野恵太選手(29歳・DeNA)が高めのストレートを叩いてセンターへのタイムリーヒットを放つ。 スーパーラウンド進出に向けて、幸先よく先制する。
■4番・森下選手が4試合連続打点を記録
さらに、3回裏に桑原将志選手(31歳・DeNA)と小園海斗選手(24歳・広島)の連続ヒットと辰己涼介選手(27歳・楽天)の四球で、ノーアウト満塁のチャンスをつくる。 このチャンスの場面で、4番・森下選手がセンターへの犠牲フライを打ち、1点を追加する。 これで森下選手は4試合連続打点となった。 直後の4回表にキューバが反撃する。 2017年にロッテに所属していたサントス選手が代名詞“走り打ち”で3ベースヒットを打つと、続くドレイク選手がスライダーをレフト前へ運び、連打で2対1と点差を縮める。 それでも、侍ジャパンが再びリードを広げる。 4回裏、今大会初スタメンの佐藤都志也選手(26歳・ロッテ)が起用に応える犠牲フライや5回裏、牧秀悟選手(26歳・DeNA)の止めたバットで打ったタイムリーヒットなどで5対1とキューバを突き放す。 しかし、この試合に負けると敗退が決まるキューバも意地を見せる。 6回表、前の打席で3ベースヒットを打ったサントス選手が四球で出塁すると、ドレイク選手がこの日2本目のタイムリーヒットを放ち、1点を返す。 さらに、6番・アルエバルエナ選手と7番・モンカダ選手のタイムリーヒットで5対4と1点差までリードを縮める。 食らいつくキューバは6回裏、今シーズンパリーグで防御率1位のソフトバンクに所属するモイネロ投手をマウンドに送る。 侍ジャパンは、中2日での登板となったモイネロ投手を攻め立て、1アウト満塁のチャンスをつくる。 このチャンスの場面で、栗原陵矢選手(28歳・ソフトバンク)が打席に入る。 ソフトバンク同僚対決は栗原選手が7球を投げさせる粘り勝ちし、押し出し四球となった。 6対4で迎えた7回表、キューバがついに追いつく。 サントス選手の四球やドレイク選手の3本目のヒットなどで1アウト1塁2塁にする。 その後、ソフトバンクでプレーした4番・デスパイネ選手の打球はピッチャー横へ。 投ゴロと思われたが、清水達也投手の悪送球で一気に2点を追加し、キューバが6対6の同点にする。