ウクライナ戦況改善へ協議 大統領府長官と米高官
【ワシントン、キーウ共同】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は5日、ウクライナのイエルマーク大統領府長官とホワイトハウスで会談し、将来的なロシアとの停戦交渉でウクライナが優位に立てるよう、戦況を改善する戦略を協議した。来年1月に就任するトランプ次期米大統領は交渉による早期の戦闘終結を唱えている。 イエルマーク氏はウクライナのゼレンスキー大統領の最側近として知られる。ホワイトハウスの報道担当者によると、サリバン、イエルマーク両氏は米国によるウクライナ軍事支援や対ロシア経済制裁を継続する方針を確認した。