被爆体験者へ「第二種健康診断特例区域医療受給者証」を発送【長崎県】
国が定めた区域の外で原爆に遭った「被爆体験者」への新しい医療費助成制度が始まり、長崎市は27日、新たな医療受給者証を発送しました。 長崎市によりますと、受給者証の申請受付が始まった12月2日から20日までに1719人の申請がありました。 市は、審査会を経て交付が認められた市内在住の308人に27日、医療受給者証を発送しました。 被爆体験者への新しい医療費の助成制度では、今回発送された「第二種健康診断特例区域医療受給者証」を持っていれば、精神的な疾患がなくてもがんや糖尿病などほとんどの病気に医療費が助成されることになります。 長崎市原爆被爆対策部 拡大地域支援係 松山健一郎係長 「市としてはなるべく早く審査を行って交付したいと考えている」 長崎市では、交付が認められた人には、順次、受給者証を発送したい考えです。
テレビ長崎