今スグはじめられる、セルフケア習慣。時間に追われる人が意識したい3つのポイント
今年の抱負や目標を定めて、突き進んでいる人もいるでしょう。同時に、仕事と家庭、学業などを両立させながら、気合いだけで大きな目標を達成するのは難しいものです。 がんばる自分を労わって、また立ち上がるために英気を養うことを忘れてはいけません。 そこで、今年はささやかな方法でセルフケアを意識的に取り入れて習慣化することを提案したいと思います。
ポイント1:「今すぐ」にできる、シンプルな方法
「今すぐにできる」というのは、マッサージや気ままなショッピングということではありません。 たとえば、1日に水をコップ1杯以上飲むという単純なことで良いのです。「そんなことはセルフケアではなく、基本的なことだ」と思う人もいるでしょう。 しかし、3人の子どもを育てながら、仕事の締め切りに追われて昼食を抜くこともしばしば、ストレスを抱えて過ごす私にとっては、水分補給や食事、そして外に出て新鮮な空気を吸うことなどの些細な行動であっても、リマインダーが必要になるのです。 だからこそ、生活全体を見直す代わりに、セルフケアに関するチェックリストをつくりましょう。項目は最低3つ、最大でも5つがおすすめ。 まず1項目だけにして、あとでリストを拡大してもOKです(ただし、最初の1項目を21日間しっかり実行して、習慣化できてから新しい項目を追加してくださいね)。 何をリスト化するかはお好みで。唯一のポイントは、まだ自分が毎日行なっていないことで、心身の健康にプラスになるものです(本心では20項目あるとしても、普段の生活に取り入れやすい3項目からスタートしてください)。 経済的なこと、精神面や環境面など、セルフケアをする価値のあるジャンルは幅広くありますが、今回は心と体のセルフケアに焦点を当てます。
ポイント2:「体」の健康につながる
栄養面(野菜を2サービング食べる、水を8杯飲む、昼食を抜かない、翌日の食事を計画する)から、運動(有酸素運動を10分、散歩を20分、ストレッチを15分する)まで何でもかまいません。 食事に何かを追加したり制限したりすること(ビタミンを摂取する、加工食品のおやつは1日1回だけ、週日は飲酒しない)や、スキンケア(1日1回は洗顔する、日焼け止めを塗る)、睡眠習慣の向上(午後10時にはベッドに入る、午後9時以降はデバイスは使わない)など、いろいろあると思います。 リストでは「もっと」「少し」「早め」のような曖昧な表現は使わず、各項目を具体的に、測定可能にしましょう。