『薬屋のひとりごと』第2期、OP曲は幾田りらが担当 新キャラ・子翠役は瀬戸麻沙美
2025年1月10日より放送がスタートするTVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期の新PVが公開され、オープニングテーマが幾田りらの「百花繚乱」に決定した。 【写真】第2期でも薬のこととなると嬉しそうな猫猫ちゃん 本作は、後宮を舞台に、“毒見役”の少女・猫猫が様々な難事件を解決する、シリーズ累計発行部数3800万部突破の同名小説が原作の後宮謎解きエンターテインメント。 第2期では、玉葉妃の妊娠判明により、後宮内に暗雲が渦巻き始める。そして壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件も。不穏な空気が晴れない中、外国からの隊商、さらには無理難題な要求をする特使も来訪し、宮中にはさらなる暗雲が立ち込め始めていた。猫猫と壬氏を待ち受ける新たな難事件は、やがて国をも巻き込む一大事件へと発展していく。 公開されたのは第2期の新PVには、猫猫や壬氏をはじめとする後宮内の様々なキャラクターたちが登場する。新たな一歩を踏み出すもの、そして新たな出会い。後宮内には新しい風が吹き始めていた。けれどその陰では闇が静かに迫っており……。猫猫と壬氏に迫る新たな事件とは。 PVでは幾田りらのオープニングテーマ「百花繚乱」が流れている。幾田がソロとしてTVアニメのオープニングテーマを担当するのは今回が初。自身で作詞・作曲した幾田は、「私自身が『薬屋のひとりごと』にどんどんのめり込んでいったわくわく感、物語やキャラクターたちへの愛を楽曲に落とし込みながら、作品世界に新しい風を吹き込めるような楽曲をお届けしたいという緊張感を持ち制作をさせていただきました。主人公・猫猫の気まぐれさやチャーミングな部分と、きらびやかで華やかな後宮という世界観、そこで巻き起こるミステリーを楽曲のサウンド感やメロディーで表現できるように作っていきました。予想のできない展開へと飛び込んでいった先に、世界や景色がさらに広がっていく猫猫と、自分自身の経験をリンクさせて詩を書いたので、ぜひ作品世界と合わせて注目していただきたいです」とコメントした。 さらに、新キャラクターの下女・子翠を、『ちはやふる』の綾瀬千早役や『青春ブタ野郎シリーズ』の桜島麻衣役、『呪術廻戦』の釘崎野薔薇役を務める瀬戸麻沙美が演じることが決定。瀬戸は、「子翠は虫が大好きで語りだすと止まらない子で、猫猫と似た気質があって、そんな2人の掛け合いや、自然と近づいていく距離感にも注目していただけたらと思います」とコメント。PVのラストでは、子翠が意味深な発言を残して走り去っていく姿も見られる。 また、初回放送に先駆けていち早く第1話、第2話を観ることができる先行上映会が、2025年1月5日にTOHOシネマズ 日比谷にて開催される。上映後には、猫猫役の悠木碧、壬氏役の大塚剛央、高順役の小西克幸が登壇する舞台挨拶も実施。さらに、全国6会場でライブビューイングも行われる。本会場、ライブビューイング会場では、入場者特典として、第2期KVステッカーが配布される。 なお、第2期の放送を記念して、ABEMAアニメチャンネルでは第1期の一挙配信が、TVerでは第1期の全話無料配信が決定。ABEMAでは、12月13日19時から翌6時、12月14日6時から17時にかけて第1話から第24話が一挙配信される(一挙配信終了後、1週間無料オンデマンド配信)。TVerでは、12月13日12時から12月27日にかけて、第1クールの第2話から第12話までが、12月27日から2025年1月10日にかけて、第2クールの第13話から第24話までが無料配信される。第1話は、2025年1月10日まで視聴可能となる。 コメント 幾田りら 第1期の反響を肌で感じていたので、第2期のオープニングテーマを担当させていただけることになり、とても光栄です。私自身が『薬屋のひとりごと』にどんどんのめり込んでいったわくわく感、物語やキャラクターたちへの愛を楽曲に落とし込みながら、作品世界に新しい風を吹き込めるような楽曲をお届けしたいという緊張感を持ち制作をさせていただきました。 「百花繚乱」は、主人公・猫猫の気まぐれさやチャーミングな部分と、きらびやかで華やかな後宮という世界観、そこで巻き起こるミステリーを楽曲のサウンド感やメロディーで表現できるように作っていきました。予想のできない展開へと飛び込んでいった先に、世界や景色がさらに広がっていく猫猫と、自分自身の経験をリンクさせて詩を書いたので、ぜひ作品世界と合わせて注目していただきたいです。 作品と共に楽曲もたくさん愛していただけたら嬉しいです。 瀬戸麻沙美(子翠役) 『薬屋のひとりごと』の時代設定や、後宮で巻き起こる事件、猫猫の謎解き、壬氏さまかっこいい……などなど好きが詰まった作品だったので、声優として参加させていただくことができてとても嬉しいです。アフレコ現場では、猫猫の語りにいつも圧倒されています。そして話数によっては現場も後宮のごとく女性だけだったりもするので、そこにいる時間は気分は子翠でいられました。彼女は虫が大好きで語りだすと止まらない子で、猫猫と似た気質があって、そんな2人の掛け合いや、自然と近づいていく距離感にも注目していただけたらと思います。
リアルサウンド編集部