【アルテミスＳ・人気薄好走の理由】７番人気ミストレスが２着 坂井瑠星「勝ち馬の決め手が上でした」
［ＧⅢアルテミスステークス＝２０２４年１０月２６日（土曜）２歳牝、東京競馬場・芝１６００メートル］ リスグラシュー、ソダシ、チェルヴィニアなど過去の勝ち馬がＧⅠ馬へと羽ばたいた出世レースは、ルメール騎乗のブラウンラチェットが１馬身／４差で快勝。無傷の重賞ウイナーに輝いた。２着から６着まではタイム差なしの大激戦となったが、マイペースで逃げた７番人気のミストレス（矢作）がギリギリで粘り込んで２着を確保。今後に向けて大きな賞金加算を果たした。 最内枠で好スタートを切ると、俊敏にハナへ。前半３ハロンは３５秒１のラップを刻んだが、そこからグッとペースを落として５ハロン通過は６０秒２。巧みなペース配分で愛馬を銀メダルに導いた坂井は「惜しかったですね。自分のペースで走れて最後も止まっていないのですが、今日は勝ち馬の決め手が上でした」と潔く勝ち馬をたたえた。今後はリフレッシュしてＧⅠ阪神ＪＦ（１２月８日・阪神芝１６００メートル）に向かう見込みだ。
東スポ競馬編集部
