高齢の店主もすいすい 名古屋メーカー安くて簡単防犯カメラシステム商品化
アナログからの移行や防犯意識の高まりで市場規模拡大の見込み ターゲットは小規模事業者
同社によると、国内の防犯カメラ市場は大手メーカー・パナソニックなどを中心に年間約100万台で、導入は主に大規模事業者とされる。近年は防犯意識が高まっているほか、アナログ仕様の旧式システムから高画質なデジタル式への移行需要なども考えられ、市場の拡大が見込まれる。 バッファローとしては、開発したシステムは、専門業者だけでなく事務用品販売会社のスタッフでも提案や販売が可能になったことを生かし、小規模事業者への提案をすすめる方針。具体的な売上数値目標は設定していないが、防犯設備士の資格を持ち事業を手がける三宅健生さん(32)は「パッケージにしたことで、簡単に販売でき、簡単に使えるシステムになった。費用がかけられないという事業者にも、防犯対策の選択肢の1つになればうれしい」と期待を込めた。 (斉藤理/MOTIVA)