中日・細川成也、大幅アップ年俸の使い道は「実家の犬が病気なので介護できれば」 出会いは中学生「頑張る励みになっている」
中日・細川成也外野手(26)が24日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、今季年俸4500万円から4700万円アップの9200万円でサインした。 ◆細川、お立ち台ではちょっと”不器用な笑顔”【写真】 大幅増となった細川は使い道について「まだ考えていないのでこれから考えていければ」としつつ、「実家の犬が病気なのでそこは介護できれば」と話した。 出会いは細川が中学生のときだった。弟が捨てられていた子犬を連れて帰ってきた。その犬は「ラッキー」と名付けられ、細川家に来てからもう14年がたとうとしている。細川にとっても家族にとっても大切な存在だ。「実家に帰るのはラッキーに会うという目的が一番。会うとうれしくて飛んできてくれる。それが自分が頑張る励みになっている。具合悪いときも結構あるので元気になってくれればうれしい」。今回の昇給分の一部は治療代などラッキーをサポートするために使うつもりだ。 竜移籍2年目となった今季は、本拠地開幕戦となった4月2日の巨人戦(バンテリンドームナゴヤ)で自身初のサヨナラホームラン。シーズンを通じて打線の中核を担い、チーム唯一の全143試合にスタメン出場を果たした。打率2割9分2厘、23本塁打、67打点の成績をマークして、2年目のジンクスをはね返した。「来年は30本打てるようにがんばりたい」と意気込みを語った。(金額は推定)
中日スポーツ