箱根駅伝エントリー選手、全国で最も送り込んだ高校は埼玉栄…ケニア出身も一大勢力
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が来年1月2、3日に行われる。今回の登録選手を出身校で見ると、46都道府県から328人、ケニアから8人の計336人となった。(西口大地、井上敬雄) 【一目でわかる】都道府県別エントリー選手数の全国マップ
最も多かったのは埼玉栄(埼玉)で、11人にのぼった。大学駅伝3冠に王手がかかる国学院大からは、前回9区7位の吉田蔵之介(2年)、前々回10区4位の佐藤快成(4年)の2人がエントリー。昨年の全国高校駅伝1区で2位に入った東洋大期待のルーキー松井海斗も登録された。
2位は洛南(京都)の10人。前回3区2位の駒大・佐藤圭汰(3年)、同5区2位の青学大・若林宏樹(4年)ら各校の主力級ランナーが多数名を連ねた。中大からは、前々回1区4位の溜池一太(3年)ら3人がエントリーしている。
3位は全国高校駅伝で最多11回の優勝を誇る世羅(広島)で、前回8区区間賞の青学大・塩出翔太(3年)ら8人が登録された。
4番目には全国高校駅伝2連覇を果たした佐久長聖(長野)と大牟田(福岡)が7人で並び、学法石川(福島)、国学院久我山(東京)、西脇工(兵庫)、九州学院(熊本)の4校が6人で続いた。
出身校の都道府県別では、昨年まで7年連続トップだった千葉に代わり、埼玉が22人で最多となった。2位は東京の18人で、熊本が16人、千葉と愛知が15人で続いた。徳島は3年続けてゼロだった。