【バレー】元日本代表の築城智が現役引退を発表
ドイツのバレーボール国内リーグ、ブンデスリーガのベルリン・リサイクリング バレーズ(ドイツ)に所属していた築城智が、自身のSNSで現役を引退することを10月1日(火)に発表した。 【現役引退を発表した築城智のSNS投稿】 築城は10月1日にSNSを更新。「7歳から始めたバレーボール生活についにさよならを言うときがきました」から始まるメッセージの中で「正直26年やっていいこと2割、辛いこと8割だったかな! それでもバレーボール楽しかったです。その反面いろいろなことも犠牲にしました。ただそれだけの価値を感じていたので後悔はほんとうにない」と自身のバレーボール人生を振り返るとともに「これまで支えてくれた家族やチームメート、スタッフ、ファンの皆さま。ありがとうございました」と感謝を述べた。また、「今は個人事業主としてこれまでとは全く違う業種で一から勉強してます。めちゃくちゃきついけど楽しいです。これからも自分ワールド全開で展開して相変わらず迷惑かけると思いますがどうか温かい目で見守ってください」とすでに新しいことにチャレンジしていることも明かした。 築城は大学在学中、内定選手として東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に加入しVリーグデビュー。2013/14シーズンにはV・プレミアリーグで20周年ニューヒーロー賞を受賞するなど高い守備力を生かして活躍しチームを支えた。2020年にドイツのブンデスリーガのユナイテッド・バレーズ・フランクフルトに移籍。2022年からは同リーグのベルリン・リサイクリング バレーズに所属し、2023-24シーズンにはバウンスハウスカップ、国内カップ戦DVVポカール、リーグ戦の三冠達成に貢献した。日本代表としては2014年に初登録されると、2017年に開催されたワールドグランドチャンピオンズカップではベストリベロ賞に選出された。旧姓は井手。 ■築城 智(ついき・さとし) リベロ/身長174cm/1992年1月16日生まれ/長崎県出身/大村工高(長崎)→東亜大→東レ→UVフランクフルト(ドイツ)→ベルリン・リサイクリング バレーズ(ドイツ)
月刊バレーボール