《ブラジル》出生直後に母の顔におしっこ=赤ちゃんハプニング動画が大反響
赤ちゃんが出生直後に母親の顔におしっこをかけ、その様子がネットで急速に拡散されて話題になっている。この瞬間は、出産に立ち会った家族によって撮影され、周囲の人々からは笑い声が上がった。TikTokに上げられた動画は6日目時点で13万再生を記録し、「いいね」が1万近くついたと10日G1などが報じた。 このハプニングは8月12日、ゴイアス州ゴイアニア市の産科病院で、母親フランシエリー・フェレイラさんがダニエルくんを出産した直後に発生。動画には、フランシエリーさんがまだ分娩室に横たわっている状態で、ダニエルくんが体を拭かれている最中に、彼女の顔におしっこをかける様子が映っている。 自身のSNSに動画を投稿したフランシエリーさんは、「こんなに大きな反響があるとは思いもしませんでした。投稿して3日後に確認したら12万回も視聴があって驚いているの」と語った。 話題となっているSNS動画はこちらから!
彼女やその場にいた家族にとっても、この出来事は楽しく記憶に残るものとなった。「ガラス窓越しに見ていた甥たちは、とても面白がって大笑いしていたわ」と振り返った。 小児科医ジェシカ・アルヴェス氏は、赤ちゃんが出生後すぐに尿をすることは一般的であるとし、「これは、新生児の腎臓が出産前から機能を始め、羊水を濾過しているためで、尿路が正常に機能しているサインです」と説明した。 SNS上では、数百人のネットユーザーがこの状況についてコメントを寄せている。あるフォロワーは「『ママは僕のもの!』ってマーキングしているんだね」とコメントし、別の人は「ダニエルがママを洗礼した」と書きこんだ。また、「この子は大物になるぞ。さて次は何をやり出すかな」と期待を寄せるコメントもあり、ユーモアを交えたやり取りが目立った。 現在は元気なダニエルくんだが、誕生直後に肺高血圧症を起こし、集中治療室(ICU)に合計で23日間入院していたのだという。フランシエリーさんは、「息子が生まれてすぐに、別の場所へ連れて行かれました。気管内挿管を受けていたため、彼を抱くことができたのは12日後だったの」と、当時は不安でいっぱいだったと振り返った。 ダニエルくんは9月4日、医師から退院を許可された。フランシエリーさんは「22日間、毎日病院に通い、1日中産科病棟で過ごしても、息子と接触することができなかった。だから彼がやっと退院したときは、今までの私たちの人生で最も特別な日となったの」としみじみ語った。