35歳CBグローリの福岡退団が決定…J1昇格からルヴァン杯初優勝に貢献した“博多の重戦車”
アビスパ福岡は18日、CBドウグラス・グローリとの契約満了を発表した。 1989年10月5日生まれのグローリは現在35歳。母国ブラジルのシャペコエンセでプロキャリアを始めた後、グレミオやバイーアなどの国内複数クラブを経て、2020年にマリティモ(ポルトガル)からアビスパ福岡に加入した。“博多の重戦車”の異名を取った通り、身長189cmという恵まれた体躯を活かしたタイトな守備を武器に、在籍5年間で公式戦通算161試合に出場し6得点を記録。初年度からJ1リーグ昇格に貢献した他、2023シーズンのクラブ史上初となるルヴァンカップ優勝やリーグ最高成績(7位)の立役者となっていた。 コンディション不良もあった今シーズンは、加入後最少となる公式戦25試合の出場にとどまったグローリ。最終ラインを支える“助っ人”として到着し、アビスパ福岡の“功労者”として退団することが発表された同選手は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「先ず、感謝の気持ち無しに皆さんにサヨナラを伝えることは出来ません。本当にありがとう! 皆さんには、プロアスリート選手として人生の中で最高の時間を与えてもらいました。選手たち、監督及びコーチ陣、チームスタッフそしてサポーター。これほど多くの友人やこんなに幸せに過ごせた福岡という場所に別れを告げるのは、辛いことです。しかし、全ての周期には終わりがあり、自分にもその時が来ました。この5年間皆と共に過ごした全ての時間を心から幸せに思い私は去ります! 皆さん 本当にありがとうございました!」
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