佐々木朗希のポスティング情報、米メディア過熱で迷走…決断時期についても「数日中」や「早くても12月半ば」…いったいどっち?
ロッテの佐々木朗希投手(23)は今オフにポスティング(入札)制度を用いてメジャー挑戦するのか否か―。その動向に向けられる米メディアの関心度は過熱する一方で、情報は混迷の一途をたどっている。 ◆大谷翔平、佐々木朗希と親しげに肩を組む【写真】 8月20日(日本時間21日)の時点では、全米野球協会のフランシス・ロメロ記者が「複数の関係者によれば、佐々木朗希のオフのポスティングに関する決断は9月中旬までに判明する見込みだ」と報じていた。 ワールドシリーズ終了で11月に本格的なストーブリーグ突入の途端、「ジム・ボーデン野球アナリストは『佐々木はロッテからポスティングに掛られない。もう1年メジャー挑戦を待たなければならない』と発信した」とのニュースが飛び交ったが、これはあくまでも「予想」だったと判明した。 すると、ロメロ記者は今月3日、「佐々木がロッテの来季契約オファーを拒否した」と報道。5日になると、米スポーツ専門局ESPNが「佐々木は今オフのFA市場に登場するとみられている」。米放送局FOXスポーツのベン・バーランダー・ホストにいたっては「たったいま入ってきたニュースによれば、ロッテは佐々木朗希をポスティング移籍を容認する見込みだ」と報じつつも、「だが、自分はロッテが容認することはないと思う」と否定する始末だ。 決断時期についても、情報はバラバラだ。ロメロ記者は7日、「ロッテは数日中に佐々木のポスティングに関して決断するとみられている。複数の球団首脳は、今週中にも決まると信じている」。これと全く逆に、米ポッドキャストの「スタック・イン・ジ・アイビー」は同日、「佐々木の決断については、早くても12月半ばまで待たなければならない」とした。 もう何でもあり―といった感があるが、それほどに熱視線を向けられる存在であることが、米報道のカオスぶりに拍車をかけていると言えそうだ。
中日スポーツ