11月22日開通 福島県檜枝岐村の見通橋 尾瀬観光の安全確保へ 道幅広げ歩道設置
福島県檜枝岐村中心部につながる国道352号の見通橋が架け替えられ、周囲を含めた約179メートルの区間が22日午後2時に開通する。現在は道幅が狭いため、架け替えにより歩道を設置し安全を確保する。 新たな橋は現在の橋に隣接している。この区間の道幅は9・25メートルで、トラックや車が余裕を持ってすれ違える。道幅のうち歩道分が2メートルある。 国道は県内有数の観光地の尾瀬につながり、付近には道の駅尾瀬檜枝岐や会津駒ケ岳の登山口などがある。橋の周囲を歩く観光客が多く、地元の小中学生の通学路で、住宅も隣接している。交通量が多く歩行者にとって危険なため、県南会津建設事務所が2012(平成24)年度から歩道整備などを進めてきた。 村にとって歩道の整備は長年の悲願で、村は「観光客に安全に歩いてもらえる」としている。 (会津版)