シャビ解任で契約延長交渉は難航 キャプテン、セルジ・ロベルトは今夏バルサを離れてしまうのか
今夏に契約が切れる
シャビ・エルナンデス監督の退任を正式に発表したバルセロナ。後任監督はバイエルンやドイツ代表を指揮していたハンジ・フリック氏が濃厚と考えられている。 今夏に新たにチーム作りを行うバルセロナだが、シャビが解任されたことによって、セルジ・ロベルトの契約延長の交渉が行き詰まっているようだ。スペイン『MUNDODEPORTIVO』が報じている。 バルセロナの下部組織出身でここまでバルセロナ一筋のセルジ・ロベルト。セルヒオ・ブスケッツが退団した今シーズンからはキャプテンマークを任されていた。しかし、今シーズンは怪我に悩まされる1年となり、公式戦24試合の出場で3ゴール3アシストという結果に終わってしまった。 そんなセルジ・ロベルトの現行契約は今夏までとなっており、6月末で契約満了を迎える。シャビのお気に入りであった同選手は続投が発表された1カ月前ほどは契約延長へ向かっていたが、結果的にシャビの解任が決まったことで、この交渉の熱は冷めつつあるようだ。同メディアによると、セルジ・ロベルトはバルセロナに残ることを強く望んでおり、ラ・リーガの他のクラブや欧州のクラブからのオファーを保留していたという。 セルジ・ロベルトはこれまでバルセロナで公式戦373試合に出場し19ゴール43アシストを記録している。2回のCL優勝や7回のリーグ優勝など数々のタイトルを獲得してきた。新監督のチーム作りや補強戦略が同選手の去就に大きく関わってくるだろうが、セルジ・ロベルトは今夏にバルセロナを離れてしまうのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部