まだまだ元気いっぱい!52歳の競輪選手が18年ぶりホームバンクVに挑戦「なんとか頑張りたいですね」
久留米競輪のミッドナイト「楽天ケイドリームス杯(F2)」が29日、最終日を迎える。9RのA級決勝に出走する那須久幸(52歳・福岡=71期)に話を聞いた。 準決勝9Rは、突っ張り先行に出た甲斐俊祐が力強く逃げ切った。好展開だった地元の那須久幸は8分の1輪差まで迫ったが甲斐に振り切られた。今期は12節目で、準決勝で失格した1開催を除くと全ての開催で決勝進出を果たしている。52歳はまだまだ元気いっぱいだ。 「いやー、かわせるかと思ったけど。甲斐君が強かった。決勝はなんとか頑張りたいですね」 来年1月からは23年後期以来のS級復帰が決まり、今期も失格を喫しながらS級点を取れそうなペースで突っ走っている。7月のホームバンク戦は連勝で勝ち上がって準優勝だった。2006年6月以来となる久留米でのVが近くて遠い。その後は準Vを5回経験している。再び甲斐目標から18年ぶりの地元Vなるか注目だ。(netkeirin特派員)