東京タワーを眺めながら堪能するイタリアン! スペシャリテはアーリオオーリオスパゲッティーニ(東京・外苑前)
看板メニューの「王様椎茸のアーリオオーリオスパゲッティーニ」2,200円は、王様しいたけという北海道・福田農園の大きな椎茸を贅沢にたっぷり使用しています。一般的な椎茸と一線を画す存在で、傘は大きく巻き込むように形成され、大変肉厚でジューシー。内側にびっしり並ぶ細かいひだに芳醇な香りが凝縮されています。香ばしいニンニクが椎茸のおいしさをさらに引き立てる、クセになる逸品。手間暇かけられて育てられる王様椎茸が食べられるのは10月下旬~6月です。
メインメニューのひとつ「神石和牛バベットのビステッカ ボーンマロー」5,200円は、広島県神石高原町で飼育されている黒毛和牛種を使用。神石牛は年間に約400頭しか出荷されていないため、「幻の和牛」とも呼ばれています。筋繊維が細く、余分な脂肪が少なめで赤身がきめ細かく、脂が赤身のあいだに緻密に入り込んでいるため、うまみが濃く食感がなめらか。脂肪はミルクのようにまろやかな甘みがあり、脂肪の融点が低いため、やわらかでとろけるような舌触りが特徴です。
他にも千葉県木更津のモッツァレラ職人の竹島さんが作る水牛モッツァレラチーズを使った「竹島さんの水牛モッツァレラとキウイのサラダ」2,700円や、その日届いた活けオマール海老を、注文が入ってから茹でてサラダにした「活けオマール海老のサラダ」4,800円など魅力的なメニューが並びます。オマール海老を丸ごと1尾使った豪快なサラダは見た目のインパクトもあって、テーブルが盛り上がること間違いなし。オマール海老のプリプリ食感と甘みを存分に堪能できます。
同店では、シェフ自ら全国各地の生産者を巡り、そこで出会った選りすぐりの食材を使用。ディナーはその日扱う新鮮な食材そのものを見て、食材のストーリーや、好みに合わせた調理方法など、スタッフとのアットホームなやりとりをもとに、ゲストに寄り添ったメニューを提供します。会話を起点に始まる食事の時間は、特別な記憶として残りそうですね。