腰の違和感をそのままにしないで!腰の痛みが出る前に行うとメリットいっぱいの腰痛予防ストレッチ
長時間、デスクワークや立ちっぱなしな状態が続くことで腰に張りなどの違和感を感じる方も多いと思いますが、そのままにしておくとぎっくり腰や慢性腰痛の原因になりかねません。そこで今回は、簡単に行える腰痛予防のストレッチをお伝えします。 *写真で詳しいやり方を見る→腰の痛みが出る前に行うとメリットいっぱいの腰痛予防ストレッチ ■日常生活で腰痛を引き起こす原因 腰痛に悩んでいる方も多いと思いますが、ケガや事故などの特別な原因ではなく、以下のような日常の過ごし方によって腰痛が引き起こされることもあります。 ● 姿勢不良 猫背や反り腰などの姿勢不良は腰まわりの筋肉に負担が掛かり、コリや張りなどから痛みを引き起こしてしまいます ● 運動不足 運動習慣のない方は血液の巡りが悪くなり、腰まわりの筋肉を硬く縮こまらせてしまいます。そうなることで可動域が狭くなり、ちょっとした動きからも痛みを引き起こしてしまいます ● 精神的なストレス 大きなストレスが掛かっていると筋肉は緊張し硬くなり、筋肉の硬さから痛みが引き起こされます。 また、原因は一つではなく、重なることで起こることもあります。 ■腰痛を予防するには 腰痛を予防するには血行を改善し、筋肉の張りやコリを解消することが大切です。そのために腰まわりの筋肉をほぐすストレッチがおすすめです。 とは言え、普段から運動習慣がない方が急にストレッチを行なっても怪我につながり安いため、最初はヨガのポーズの中でも休息のためのヨガのポーズ・チャイルドポーズを呼吸に合わせてゆっくりと繰り返すなど、緩やかなストレッチがおすすめ。緩やかなストレッチでも腰まわりの筋肉は十分ほぐれます。 ■チャイルドポーズの様々なメリット チャイルドポーズには腰痛予防だけではない嬉しいメリットがたくさんあります。 ● 睡眠の質が上がる ● 疲労回復 ● 自律神経を整えられる ● 冷えの解消 ● 内臓の動きが活発になり便秘解消 ● リラックス効果でストレス解消 ■腰痛予防のためのチャイルドポーズストレッチ 腰痛は腰まわりの筋肉だけが問題ではないこともあります。今回ご紹介するチャイルドポーズストレッチは腰だけではなく、肩や背中、お尻までストレッチすることができるため、腰痛の引き金となる身体の背面の筋肉をほぐし予防につながります。特にお休み前に行うことで効果が上がります。毎日の就寝前にお布団の上で行ってみてくださいね。 <やり方> 1)四つん這いになり、つま先を立てる 2)両手を一歩前に出す 3)息を吸いながら背中を伸ばし、息を吐きながらお尻とかかとをくっつける。お腹とももが当たって苦しい方は膝を外に広げて間にお腹を落とす 4)息を吸いながら、元の姿勢に戻る 5)深い呼吸をしながらゆっくりと5回繰り返す ライター/mai(ヨガ講師)
mai