【小倉競輪(ナイター)FⅠ】絶好調時の体重に近づいた末木浩二「今は感覚がいい」
<7日・小倉競輪・前検日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 「最近、少しずつ良くなってきています」と笑顔を見せたのは末木浩二。絶好調時には110点まであった成績は100点までしぼんだが、「力が入っていない感覚がなくなってきて、レース中の集中力も増してきた」と復調の手応えを感じつつある。 「ケガはしていないし、調子が悪くなった原因はよく分からない」と首をかしげたが、「いい時は体重を79、80キロくらいまで無理に絞っていた。それが一時期は85キロくらいまで増えていたけど、今は82キロまで下がった。パワーが必要な競輪になってきているので、これ以上に体重を軽くするのがいいのか分からない。でも今は感覚がいいですね」。体重だけでなく本来の突進力も戻れば、台風の目になっても不思議ではない。 ▼11Rは、ライン3車の厚みを最大限に生かして逃げる。3=5―167。 ▼2R(増田仁)ケガ明けで1カ月ぶりなのはマイナス材料と思いきや、「骨折しなかったし、久しぶりに集中して練習ができた。それをレースでどう出せるか」とわくわく感でいっぱい。枝村は2分戦をそこまで得意としていないだけに、チャンスは十分にある。3―4―257、7―3―24。