【MotoGP】ドゥカティCEO、マルティンのタイトル獲得を祝福「夢を叶えたホルヘのことを嬉しく思う。ドゥカティ・システムの勝利」
MotoGPの2024年シーズンが11月17日に行なわれた最終戦ソリダリティGPをもって閉幕。プラマックのホルヘ・マルティンが初タイトルを獲得した。 【ギャラリー】MotoGPソリダリティGP 日曜厳選フォト 一方で、3連覇を目指していたドゥカティファクトリーチームのフランチェスコ・バニャイヤは最終戦のスプリントと決勝で勝利したもののわずかに届かず敗北してしまった格好だ。 マルティンは今季限りでプラマックを離れて、来季はアプリリアへと移籍してしまうものの、ドゥカティは陣営のライダーによる戴冠を祝福し、さらに今シーズン限りで陣営を離れるプラマックの長年の貢献に感謝の言葉を送った。 なおドゥカティは今シーズン、マルティンがチャンピオン、バニャイヤがランキング2位、マルク・マルケス(グレシーニ)がランキング3位、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)がランキング4位となり、上位4位を独占している。 「MotoGPの2024年シーズンを通じ、ドゥカティがライダーと技術者と共に示した優位性は、このスポーツのファンの心の中にずっと残っていくことだろう」 ドゥカティのクラウディオ・ドメニカリCEOはそうコメントを寄せた。 「ドゥカティと共に成長し、信じられないほどの才能を持ちながら子供の頃からの夢を我々と共に叶えたホルヘのことを、とても嬉しく思う」 「2022年の狂気的な喜び、2023年の“意識の勝利”に続き、今日は“ドゥカティ・システム”という仕組みの勝利を祝いたい」 そしてドメニカリCEOはランキングトップ4に並んだ4人の陣営ライダーをこう祝福した。 「ドゥカティのライダー全員に祝福を贈りたい。世界チャンピオンとなったホルヘは言うまでも無く、最後まで諦めなかったペッコ(バニャイヤ)、そして我々にとって記録破りなMotoGPシーズンとすることに貢献してくれたマルクとエネアにもね」 「総合順位のトップ4となったこの4人は特に、想像を絶するレベルでデスモセディチGPとのハーモニーを実現していた」 「今年の物語の中で、ホルヘとペッコは昨年以上に均衡した争いを繰り広げ、さらに大きな差を見せつけてきた。ペッコはより勝利数が多かったが、ホルヘの方がより粘り強く、最終的にそれがチャンピオンにつながった」 「ホルヘが勝ち取った世界タイトルは、ラブ・ストーリーが素晴らしい結末を迎えることができるという、素晴らしい証明になっている。そして、プラマック・レーシングと共にホルヘが達成してきたことを祝福するにあたって、これ以上の方法は思い浮かべられないモノであり、パオロ・カンピノッティ(プラマック代表)には感謝したい。ドゥカティ、そしてドゥカティ・コルセの全てのスタッフに感謝する」
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