北見の劇団「ゲネラルプローベ」 一人芝居で「恋する女子高生」役に挑戦
北見の劇団「Generalprobe(ゲネラルプローベ)」が12月21日・22日、喫茶店「カーティス・クリーク」(北見市春光町2)で第3回公演「いまさらキスシーン」を行う。脚本は劇団「柿喰(く)う客」の中屋敷法仁さん。(北見経済新聞) 昨年3月に旗揚げした同劇団。決まった座組を持たず、主宰の鈴木智也さん以外は演目ごとにキャスト・監督・音響照明など全てのメンバーを募る形式で公演を行っている。 3回目の公演となる今回は、初の一人芝居への挑戦を決めた。「先輩に恋した女子高生の怒濤(どとう)の爆走系青春喜悲劇」を女子高生に扮(ふん)した鈴木さんが演じる。鈴木さんは「主人公の3年分の高校生活を30分に収めたスピード感のある作品。自分が高校生のときに初めて見て衝撃を受けた芝居なので、若い方に面白いなと思っていただけたら」と話す。 会場は劇場ではなく、喫茶店を選んだ。「劇場を飛び出してやってみたいと思っていたところ、カーティス・クリークの店主に声をかけていただいて決まった」と鈴木さん。「ワンドリンク付きで料金も手頃に設定しているので、当劇団を知ってもらう機会になれば」と来場を呼びかける。 鈴木さんは「前回の公演で、『演劇を見て元気が出た』という感想をもらって活力になった。活動を続けていくことで北見市民の皆さんにポジティブな気持ちを伝えていけたら」と話す。「今回もオリジナルの音楽を用意したこだわりの公演。一人芝居は演者同士のやりとりや会話がないので難しい演目だが、初めて来場する人を退屈させない舞台にしたい」と意気込む。 上演は各日19時から。料金はワンドリンク付き1,000円(+カンパ制)。予約は専用フォームで受け付ける(全席予約制)。
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