小学校受験で長男合格、次男不合格…。2児の母親がその後「不合格になって、公立小でよかった」と思えたワケ
私は、小6・小4男子を育てる2児のママです。二人とも小学校受験に挑戦し、兄は合格・弟は不合格……。小学校受験の喜びも悲しみも、両方とも味わいました。私の経験が、誰かの心を軽くするかも知れない……と考えて、この記事を書きました。 「小学校受験は、親の受験?」小学校受験“不合格”だったとき、親の心を軽くした3つのこと 現在、兄は国立小学校・弟は公立小学校と、兄弟で別々の小学校へ通っています。 今回は、小学校受験で不合格だった次男のお話。「不合格でよかった! 公立小学校でよかった!」と思えたことをご紹介します。
兄弟で小学校受験、弟だけが不合格
兄弟で小学校受験に挑戦。その結果、残念ながら弟だけが不合格でした。 「長男が通う国立小学校に、兄弟そろって通わせたい……」 そんな親の夢は、叶いませんでした。 もちろん、ものすごく落ち込みました。(子どもではなく、親の私が) ですが、今では「不合格でよかった・公立小学校でよかった」と思えることがあります。
不合格だったけれど…公立小でよかった3つのこと
(1)家の近くにお友達ができたこと 長男は国立小学校に通っているため、学校のお友達はほとんどが遠方。家の近くには、お友達がいませんでした。 ですが、次男は公立小学校に通うことになったため、家の近くにお友達ができたんです。次男はもちろん、その繋がりで、親の私にも「近所のママ友」ができました……! 地域の情報も入りやすくなり、夏祭りやバザーなど、以前は眺めていただけのイベントにも参加できるように。親子ともに、前よりもずっと日々の生活を楽しめるようになりました。 (2)勉強に自信がついたこと 実は、長男の国立小学校のテストはとても難しいです。先生の手作りテストなので、たとえ一生懸命がんばって勉強しても、100点を取ることができないのが現状。長男を含め、みんな苦戦しています……。 一方、次男の公立小学校のテストは、基礎が中心。そこまで難しくはありません。次男は「漢字テストで100点を取りたい」と勉強し、その結果、本当に100点を取ることができました。 「自分は、がんばればできる!」 そう思えたことで、勉強に自信がついたようです。 最近では「次も100点をとる!」と言って、自分から勉強するようにもなりました。勉強への自信が「学ぶ意欲」にも繋がっているようで、親として、とても嬉しく思っています。 (3)毎日、楽しく学校に通っていること そしてこれが、何よりいちばん嬉しいこと。 次男は毎日、お友達とそれはそれは楽しそうに小学校に通っています。 朝、笑いあいながら並んで登校していく姿。放課後、公園で名前を呼び合って、楽しそうに走りまわる姿を見ては、「次男には、本当にこの小学校が合っていたんだなぁ」と、涙が出るほど嬉しくなります。 とはいえ、不合格がわかったときは、こんなふうには考えられませんでした。 次回は、不合格から数年経った今、思うことをお話したいと思います。
【Profile】すみれ(@suuuumam0513)
小6・小4男子の二児の母。息子2人はおうち学習を中心に、幼児教室に通いながら小学校受験を経験。 自身は中学受験を経験し、私立中高一貫校を経て大学へ。出産を機に退職し、現在はフリーランスで企業のインスタ運用を受託。 2023年より教育ママ達が集まるコミュニティを運営中。著書に「【幼児教室では身につかない】小学校受験 家庭でできる22のこと」(Amazon kindle)