今永昇太 大谷翔平を3打席抑える 7回3失点の粘投 8回にチームメート鈴木誠也のタイムリーなどで逆転
◇MLBナ・リーグ ドジャース-カブス(日本時間11日、ドジャー・スタジアム) ドジャースでは大谷翔平選手、山本由伸投手、カブスでは今永昇太投手、鈴木誠也選手が同時スタメン出場した一戦。 【画像】3か月ぶりの復帰で4回8奪三振した山本由伸投手 その注目となった今永投手と大谷選手の対戦。今永投手は今季リーグ3位の防御率2.99をマークし、チームトップの12勝とメジャー1年目から華々しい活躍。一方の大谷選手は46本塁打47盗塁。史上初の『50-50』(50本塁打50盗塁)に期待がかかる歴史的なシーズンを送っています。 最初の対決は初回。先頭打者の大谷選手に対し、今永投手は92.7マイル(約149.2キロ)のストレートでショートフライ。 3回の第2打席では、ノーアウト1、2塁での対戦。今永投手はスライダーでファーストゴロ。大谷選手からダブルプレーを奪い、ピンチを脱します。 そして5回の第3打席では、2球目スライダーを大谷選手が捉えます。高々と上がった打球は右中間方向へ向かいますが、フェンス手前のライトフライ。大谷選手にホームランを許しませんでした。今永投手は大谷選手との3打席には完全勝利しました。 しかし今永投手は、2回、4回、5回に3つのソロホームランを浴び3失点。それでも7回、89球を投げ、被安打7、4奪三振、3失点と粘りの投球を見せました。カブスは8回に3番・鈴木誠也選手のタイムリーなどで6-3と逆転。今永投手は勝利投手の権利を持ってマウンドを降りています。