敵地で完封勝利

先制点を決めたアレクサンデル・イサク　photo/Getty Images

7日（現地時間）、ニューカッスルはカラバオカップ準決勝1stレグでアーセナルと対戦し、2-0で勝利した。 互いにプレミアリーグで上位につけているチーム同士の対戦は、序盤から激しい攻防の連続となり、互角の展開で推移する。 先にビッグチャンスを迎えたのはアーセナルだった。29分にガブリエル・マルティネッリが右サイドからのスルーパスに反応してニューカッスル守備陣の背後に抜け出して相手ゴールキーパーと1対1の好機を迎えるが、右足で放ったシュートはポストに当たり、惜しくもゴールとはならず。 一方、ニューカッスルはセットプレイから生まれたチャンスを確実にものにした。37分に自陣からアーセナルのゴール前に蹴り込まれたボールがこぼれたところをアレクサンデル・イサクが押し込み、アウェイのニューカッスルが1点リードでハーフタイムに入る。 後半に入って早い時間帯に追いつきたかったアーセナルだが、逆に51分に手痛い2失点目を許す。右サイドからのグラウンダーの折り返しをゴール前で受けたイサクが放ったシュートがアーセナルのダビド・ラヤに弾かれた後のこぼれ球をアンソニー・ゴードンが押し込み、ニューカッスルに貴重な追加点をもたらした。 アーセナルは59分にカイ・ハーフェルツがゴール前フリーでヘディングシュートを放つもわずかに枠を外れ、さらに63分にもコーナーキックからウィリアン・サリバがファーサイドでヘディングシュートを放ったがこれも枠外。65分以降はディフェンスラインを5バックに変更して守りを固めたニューカッスルから得点を奪えず、結局無得点のままタイムアップ。ニューカッスルが敵地での初戦に2-0で勝利し、決勝進出に向けて大きく前進した。