【日本郵便Honda Dream TP】2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 SUPERBIKE RACE in KYUSHU
日本郵便docomo business 選手コメント
────────── ST600クラス #27 大和颯選手コメント ────────── なかなかうまく走ることができず悔しいです。シーズン前半戦から転倒も多く、ライディング面で小排気量の乗り方のクセが出てしまうので、ST600を速く走らせる方法をもっと考えなければいけないですね。チームもいろいろ考えてくださっていますし、経験豊富な方ばかりなので、アドバイスをいただくのですが、それを実行できていないのが悔しいです。 今回はレースがキャンセルになってしまいましたが、ポイントを獲っておきたかったですね。次戦岡山では必ずポイントを獲るのはもちろん、トップ10入りを目指します。 ────────── J-GP3クラス #3 若松怜選手コメント ────────── 素直にとても悔しいです。ウイークの流れはそこまで悪くありませんでしたが、前半戦と比べて今回は予選まで単独でタイムを出すことができていませんでした。それがレースでグループを引っ張っていく力がなかった原因です。トップに離されてしまったので2位をキープすることが最重要課題だと思っていましたが、うまくいかず、3位表彰台で終わりました。 内容も結果もチャンピオンシップとしても悔しいです。次戦岡山は昨年優勝したサーキットです。今回は独走で逃げられ負けたので、次はボクが独走で逃げ切って勝ちたいです。 2年連続で岡山で優勝できるように頑張ります。
手島雄介監督コメント
日頃よりご支援いただいております日本郵便株式会社様、Honda Dream様、NTTコミュニケーションズ様の皆さまをはじめ、多くのスポンサー様に御礼申し上げます。 今大会も酷暑の中たくさんの応援いただき誠にありがとうございました。全クラスがそろった九州大会を無事に終えることができました。今大会もサーキットまで応援に駆けつけてくださった皆様ありがとうございました。 まずうれしいことに、J-GP3クラスの若松怜選手が3位表彰台を獲得し、岡崎静夏選手が5位となりました。ST600クラスは小山知良選手が素晴らしいスタートを決めたのですが、レース中のアクシデントによりレースが中断し、そのままキャンセルとなってしまいました。その後のレースの展開を期待させるスタートでしたが、この続きは岡山で見たいと思います。 そして、JSB1000クラスの高橋巧選手が3位になりました。今季ホンダ初の表彰台獲得にもなりました。前戦もてぎの後に“ガムシャラ”という言葉を使いましたが、高橋選手自身に不屈の想いを持っている感じが見てとれたことや、チームが“ガムシャラ”にやっていくことを信じ、この言葉を選びました。 レースは結果が始めから決まっているものではなく、どのような結果で終わるのか分からないものです。このことは世の中の出来事全てに当てはまります。だからこそ、高橋選手がよく口にするように、今できることを一生懸命に取り組み、ベストを尽くすことが大切だと思います。挑戦することや挑戦に対するアイディアが未来を作ると感じています。今回はそれが一つ報われる形になりました。 日本郵便の社員の皆様を始め、多くのサポーターの皆様に応援していただけるおかげで、私たちは“ガムシャラ”になって、不屈の気持ちで挑戦することができます。モータースポーツが皆様の明日を少しでも明るく変えることができるのではないかという想いを持ちながらレースをさせていただいています。もしこの想いを感じ取っていただけているのであれば幸いです。 次戦岡山、最終戦鈴鹿と続きますが、この九州大会で感じたことを大切に前進していきます。これからもOne Teamで取り組んでいきたいと思いますので、引き続き宜しくお願いいたします。
Webikeプラス編集部